父の三回忌で山形へ行ってきました。もう2年経つのか……。時が過ぎるのは早いものですね。四十九日と一周忌は宿でゆっくり過ごしたんですけど、今回は鶴岡に着いた途端、力がみなぎっちゃって、急遽観光などをしてみました。
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子ども達と私は山形県鶴岡市にある鶴岡公園を散策。ぶらりと散歩するぐらいに思っていたのですが、文化財や史跡が多くて驚きました。
まず立ち寄ったのは、大宝館です。緑の中で白く輝く建物は目を惹かれます。親戚に「鶴岡公園に行くなら、大宝館は必ず見たほうがいいよ」と言われ、真っ先に行ったものの休館日でした(ガックリ)。
大宝館は以前、市立図書館になっていて、現在は郷土人物資料展示施設となっています。
こちらは「雪の降るまちを」発想の地を記念したモニュメントです。
初めて知ったのですが、故中田喜直が作曲した「雪の降るまちを」という歌は、鶴岡が発想の地だそうです。
そういえば父が鼻歌でよく歌っていたことを思い出しました。私が幼い頃、父の背中に抱きついては、父の背中で「雪の降るまちを」を聴いたなって。懐かしい思い出です。
ひとり思い出にふけっている間に子供たちは、さっさと次の場所に行ってしまった……(少し、じいちゃんの思い出語ろうよ~)。
鶴岡市立 藤沢周平記念館です。こちらも休館日でした(あぁ……)。
直木賞作家の藤沢周平さんは鶴岡市出身です。小説の中には鶴岡が頻繁に登場しているというのに、残念ながら私はまだ読む機会がありませんでした。次回までに何冊か読んで、次回は小説の舞台となった地を訪ねて歩きたいです。
明治の文豪 高山樗牛(たかやま・ちょぎゅう)さんの胸像です。高山樗牛さんも山形県鶴岡の生まれ、「瀧口入道」で注目を浴びました。鶴岡は歴史に名を残す人が多かったのですね。
鶴岡公園の中には荘内神社と鶴岡護国神社があります。
鶴岡護国神社は静かな佇まいの神社でした。
鶴岡公園は「鶴ヶ岡城」跡です。鶴ヶ岡城は、明治時代の「廃城令」によって取り壊しされました。現在は本丸址に荘内神社があり、二之丸址に鶴岡公園があります。
鶴ヶ岡城址の石碑です。
本丸御殿御玄関跡です。
父が鶴岡の話しをするときに「お殿様は」「お姫様は」と口にすることがあって、子供心に「鶴岡にお城は無かったのに」と思っていました。大きくなってから鶴岡公園はお城の跡だと知り、「公園の周りにあったのは池じゃなくてお堀だったのか」と妙に納得してことを覚えています。
◆参考リンク
鶴岡市観光連盟公式サイト:鶴岡公園
親のふるさとをじっくり歩いてみると、発見があるものですね。
鶴岡の旅はまだまだ続きます。
次は、山形旅行(2)荘内神社で合格祈願です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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コメント
鶴岡は庄内地方で
我が住まいする寒河江の内陸地方と
同じ山形ながらも、言葉もちょっと違ったりします。
そのせいもあってか?
まだ行った事が無い場所ばかりだったり^_^;
ロックなひろぶさんへ
コメントありがとうございます。
内陸地方と庄内地方は言葉も少し違うのですね。
父が鶴岡で母が北海道の網走のせいか、両親の方言がミックスされて育ったのですが、どちらも大好きな言葉です。
今回、自発的に鶴岡を周ってみて、ふるさとを知るって大切だなと思いました。ひろぶさんの寒河江の記事も楽しく読んでいます♪