手帳の使い方インタビュー第100回目はみなみさんです。2018年の手帳は、CITTA手帳を自分用、勉強用、家用と用途を分けて3冊使うことに決めたそう。みなみさんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
みなみさんのプロフィール
- HN:みなみさん
- 年齢:30代
- 仕事:事務職
- 運営ブログ:私と手帳と色と
―みなみさんの自己紹介
みなみと申します。小学生の頃から手帳に憧れを抱きなんとなく使っていて、高校生の頃にスケジュール管理を意識し始め手帳を使っていましたがこれといって決まった使い方はなく書いたり書かなかったり……。
数年前に初めてバーチカルタイプを使い、その使い勝手の良さにそれ以来バーチカルタイプを使用しています。
みなみさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2018年の手帳は何を選びましたか?
CITTA手帳を3冊使っています。自分用、勉強用、家用と用途を分けています。
「3月」に我が家の記念日があるので、家用だけは3月始まりを使い、それ以外は10月始まりを使っています。近くで売っているお店がないのでネットで頼みました。1冊3,780円です。
―『CITTA手帳』に決めた理由は?
まず、バーチカル部分が24時間あること。
24時間の軸があると生活リズムが変わっても手帳を変えることなく書き込めるし、「1週間まるごと管理できている!」という安心感があって好きです。
次に、マンスリーが2ヶ月見開きなこと。
これまではよくある1ヶ月見開きタイプしか使ったことがなかったので書き込み欄が少ないかな?と心配しましたが、開発者の青木千草氏が推奨する「マンスリーには予定時刻等の情報を書かない」という方法だと書き込む量も少なく欄が埋まることもないので大丈夫でした。
バーチカルと同じく「2ヶ月まるごと管理できている!」という安心感がとても気に入っています。長期的な予定を立てるときに1ヶ月見開きタイプと比べてめくる回数が少ないところも地味に気に入っています。
そして、ワクワクリストが毎月バーチカルの初めにあること。
ワクワクリストを書かなくとも、毎月定期的におきたいことがあるときのスペースとして使えるので便利です。
さらに、しっかり書ける紙質。
筆圧が強く薄い紙だと型がついてしまうので、ほどよい厚さがあるところも決め手になりました。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
2005年以前 雑誌の付録についていたものや、雑貨屋でみて可愛いと思った手帳をつかっていました。小学生の頃は「手帳=システム手帳」のイメージだったのでシステム手帳ばかりつかい、中学生の頃に書きやすさから製本タイプのものをつかうようになりました。
2005年~2006年 合格手帳
本屋でたまたま見つけた合格手帳を使用。田舎だったので手帳を売っている文具店もなく、本屋に少しだけ並べられた手帳しかなかったので、高校生の自分が使えるような合格手帳に出会えたときは嬉しかったです。
2006年~2015年 ほぼ日手帳
ネットでほぼ日手帳がとりあげられていた記事を見たのをきっかけにほぼ日手帳を使い始めました。ほぼ日に飽きて他の手帳に手を出す→なんとなくほぼ日に戻る、を繰り返していました。
2016年~2017年 陰山手帳、アクションプランナー
時間の管理をしっかりしたいなぁと考えていたときにバーチカル+メモの陰山手帳を発見、はじめてバーチカルタイプに。いきなりメモページが減るのが怖かったので陰山手帳の構成は魅力的でした。その後、バーチカルが自分に合っていることに気づき、アクションプランナーを使い始めました。
2017年~ CITTA手帳
ネットで次の手帳を探していたときに、たまたま近くで手帳講座をしている方のブログを発見。それがCITTA手帳を用いている方の講座でした。そこで初めてCITTA手帳の存在を知り、24時間バーチカルの快適さに目覚めました。
―手帳選びで失敗したことはありますか?
長年使っていたにもかかわらず、1日1ページのデイリータイプは持て余していました。SNSや雑誌に載っているような手帳に憧れましたが、もともとマメな性格ではないこととセンスのなさが相まってすぐにやめてしまい……。
小学生の頃にシステム手帳のものを使っていましたが、リングが手に当たるのが嫌で意識して手帳を選ぶようになってからは製本タイプのものばかりです。あと、デザインがカラフルなものやイラストが入っているものは飽きやすかったり、文字の色のバランスが気になったりして使わなくなりました。
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
心地よい毎日を過ごすため!
―手帳をいつ開きますか?
基本的には朝の出勤前と夜に開きます。仕事のスケジュールはパソコンで管理しているので、仕事中はカバンに入れっぱなしですが、外出先での待ち時間に開くので持ち歩いています。
―どんな風に手帳を使っていますか?
基本的な使い方はCITTA手帳製作者の青木千草氏の使い方を参考にしています。
◆自分用の使い方
■年間カレンダー
年の初めにどんな1年にしたいかを決めて、そこからどのような月にしたいかを付箋に書いてその月の年間カレンダーの上に貼り付けています。年間カレンダー自体に「ここの週でこんなことをしたいな~」という野望を書いています。
■ガントチャート
上2段を勉強スケジュールの概要確認のために使用、上を「PLAN」、下を「Do&CHECK」にして勉強用手帳を開かなくても大まかな流れをつかめるようにしています。一番下の段は継続したい習慣を書き込んで〇、△、×で記録。下から2段目はその月にやりたいプロジェクトの計画を立てるのに使っています。
また、翌年10月以降のガントチャートは「しないことリスト」「読みたい本リスト」として使っています。
■ワクワクリスト
思いついたワクワクリストを書き込んでいます。「書くだけならタダだし自由だ!」と大きなものから小さなものまで思いついたときに書いています。
■マンスリー
休みの日はマーカーで囲みます。用事を入れたくない日は丸い付箋を貼って予めブロック。予定を書き込むときは件名だけ書いて詳細はウィークリーに書き込みます。
■ウィークリー
予定に限らずToDoリストや本を読んでの感想、テレビを見たときのメモ、思いついたこと……などなんでも書き込んでいます。仕事の時間はあまり目立たないように薄い色で、楽しいことは目立つように濃い目の色で時間軸にマーカーを引いて、可処分時間がわかりやすいようにしています。
■その他
ウィークリーは10月から翌年12月までありますが、10月には手帳を新しく切り替えるので翌年10月以降はメモページに使い、コラージュを貼り付けたり本に載っているワークをしたりしています。
◆家用の使い方
リビングにおいて誰でも好きに見れるようにしています。家計簿として、掃除メモとしてつかっています。
■年間カレンダー
付箋にその月にしたい掃除を書いて貼っています。その月になったら、どの週でやるか予定をたてて、ウィークリーに付箋を移します。年間カレンダー自体には家族のイベントをメモ。
■ガントチャート
使い道検討中。
■ワクワクリスト
光熱費等の固定費の領収書を貼っています。
■マンスリー
その日の出費を書いています。どこで何につかったかをメモすることもあります。
■ウィークリー
週末の掃除の記録や、締め切りのあることをメモしています。平日のスペースはスカスカなので雑誌で見つけたレシピやお店の情報の切抜きを貼っています。
◆勉強用の使い方
できれば自分用手帳1冊にしたかったのですが、試したときにゴチャゴチャになってしまったので勉強用手帳を作りました。
■年間カレンダー
模試日程や申込期間、試験日等を書き込んでいます。
■ガントチャート
科目別に欄を分けて計画・進行状況を書いています。計画と進行状況はペンの色を変えてみたときにわかりやすくしています。
■ワクワクリスト
モチベーションを保つために、合格後の未来を想像してワクワクリストを書き込んでいます。資格に特化しているワクワクリストです。
■マンスリー
予定を書き込んでおいて、勉強スケジュールを立てやすくしています。自分用と同じく、休みの日をマーカーで囲んでいます。自分で決めた締め切りや月の目標も書いています。
■ウィークリー
バーチカルの上から3分の1くらいのところに引いて上下で分けて使っています。上はその日にした主な勉強内容や疑問点を書きます。週末、それをもとに下の欄に一番覚えておきたいことや疑問点の答えを書くようにしています。
―手帳に使っている主な筆記用具は何ですか?
ジェットストリーム3色タイプを愛用しています。いちいち持ち替えるのが面倒なので切り替えるだけでいいノック式の多色ボールペンを好きです。ジェットストリームプライムのほうが書き心地が好きですが、純正本体軸だと細いこと・書くときにカシャカシャ音が鳴ることが気になっていて、互換性のある本体軸を探しています。
裏抜け問題があるので他のボールペンに浮気したこともありますが、ジェットストリームから離れられず……。
マーキングするときは色がやさしいマイルドライナーを愛用中。
―手帳のことで悩みはありますか?
A5サイズの手帳が好きなので小さいバッグ一つでのおでかけが難しいこと!
ミニショルダーでおしゃれしたいなぁと思うんですが、なかなか実現できません……。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
いろんなやり方を試して自分に合う方法を見つけることが楽しむコツだと思います。ある方法が合わなかったからといって自分がダメなわけではない、と最近になってやっと思えるようになりました。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
人生の羅針盤、優秀な自分専用外付けハードディスク
藍玉より
「CITTA手帳を3冊使っています。自分用、勉強用、家用と用途を分けています」とおっしゃるみなみさん。ええーっ、同じ手帳を3冊も!?と目を疑いました。CITTA手帳は年間カレンダー、ガントチャート、ワクワクリスト、マンスリー、ウィークリーと書き込むスペースが豊富なので、3冊も書くのは大変そうと思ってしまいます。でも、みなみさんは3冊の手帳をきちんと使い分けていらっしゃる。同じ手帳を3冊使う大きなメリットは?と考えてみると……【自分】【家庭】【勉強】は人生の中で大切にしたいものだと思うのです。同じ手帳なら書くスペースも等しい。この3冊の書き込んだ量を見比べることで、どこに比重を置いているかがわかり、バランスよく生きられる気がしました。
「モチベーションを保つために、合格後の未来を想像してワクワクリストを書き込んでいます。資格に特化しているワクワクリストです」の言葉から、みなみさんの楽しんで学ぶ様子が伝わってきました。資格に特化したワクワクリストはとても新鮮です。もし勉強に疲れて投げ出したくなっても、このワクワクリストが支えになってくれますね。私もぜひ取り入れたいです♪
みなみさん、ご回答ありがとうございました!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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