手帳の使い方インタビュー第94回目はcrillさんです。2018年の手帳は、ほぼ日手帳カズン、weeks、ほぼ日5年手帳に決めたそう。crillさんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
crillさんのプロフィール
- HN:crillさん
- 年齢:38歳
- 仕事:自営業・主婦(子ども2人)
- crillさんのTwitter
―crillさんの自己紹介
はじめまして。三歳と一歳の息子を持つ母です。自営業してます。子どもの頃から書くことが大好きで、日記は高校から20年以上つけています。日記は1ページにほぼいっぱい書きます。
最近は趣味の映画鑑賞や読書の時間をなかなか取れていませんが、大好きなディズニーで部屋を飾って毎日を盛り上げています。子どもができたことにより新たにお料理や10年後の将来の夢などの作りたいノートが増えてしまい、ちょっと困ってます(笑)。
crillさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2018年の手帳は何を選びましたか?
ほぼ日手帳カズン ¥3,780、ほぼ日手帳weeks、ほぼ日5年手帳 ¥4,104
ほぼ日ストアにて購入しました。weeksのみ真綾さんのオンライングッズショップだったと思います。
―『ほぼ日手帳カズン』『ほぼ日手帳weeks』『ほぼ日5年手帳』に決めた理由は?
ほぼ日手帳カズンは、それまでスケジュール管理手帳と日記帳を別々に使っていましたが、子どもができたので自分の物を少しでもひとつにまとめられて、とにかく沢山書けるものをとたどり着きました。それまでもお店等で見て知ってはいたのですが2018年に初めて手にしました。
weeksは坂本真綾さんが大好きなのでその空気を一年中感じていたくてコラボデザインを購入しました(まず買って、用途は後から考えました~)。
5年手帳は子どもへのプレゼントとして。トモエリバーの紙質も小さめサイズも好きです。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
日記帳としてルーズリーフを使っていましたが、手帳はapproxのフォトシリーズのウィークリーを使っていました。中がシンプルだけど表紙の写真が毎年おしゃれでサイズも持ち歩きにぴったりでした。今はありませんがミスドのスケジュールンも愛用していて、そこにはお仕事関係を書いて職場で共有していました。
―手帳選びで失敗したことはありますか?
とにかく書くことが好きでメモ魔なので、可愛い!と思ってイラストやデコが沢山の物を買って書くスペースが足りなくなってしまうので、キャラクター物は好きですがなかなか購入には至りません。好きなので惹かれはするのですが……。
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
書くため(笑)。隙あらばペンを走らせていたいです。子どもができてからはタスクやログの可視化。ページを開けば欲しい情報がすぐに見えるようにしたくて……やっぱり隙あらば書いています。
―手帳をいつ開きますか?
まだ家族が寝ている朝、子どもが寝た後、あとは家事の隙間の数分。
―どんな風に手帳を使っていますか?
ほぼ日カズンには基本的に何でも書いて描きます。これさえ開けばどこかに答えがある、という感じに。マンスリーは家族それぞれの色を決めておいて予定を色分けしてパッと見て誰の予定か判るようにしています。
その日のうちに日記をしっかり書ける時間が取れるとは限らないので、ウィークリーバーチカルページにはざっとした一日の出来事メモを、デイリーページの左側には出来事とまではいかない子どものちょっとした言動や文章だと長くなる事柄等をイラストにして書いておいています。
後日、それらを見ながら日記をじっくり書きます。なので、「あのとき何があったっけ?」がありません。イラストだと何となくの雰囲気も残せるのでおすすめです。
―手帳に使っている主な筆記用具は何ですか?
文字もイラストも書くので万年筆やカラーペンも色々使いますが、メインはスタイルフィット5色ホルダー(ゲル0.28のブラウンブラック、ローズピンク、スカイブルー、ライムグリーン、あとはその時々で変えます)。
カリカリとした細い線が大好きでほぼ日のマス目にびっしり書きます。
スタイルフィット発売前にはユニボールシグノの0.28を使っていました。どちらも時々間違えて0.38を買ったことがあるのですが、インクの減りが二週間ほどで無くなってしまうのでコストの面でもやはり0.28です(笑)。
イラストのメインはクリーンカラーリアルブラッシュです。夫にセットをプレゼントしてもらいました。筆タイプのペン先と適度なにじみ具合がとても気に入っています。色も多くて楽しいです。
―手帳のことで悩みはありますか?
カズンに何でも書いて貼っているのでかなりな重量と容量になってしまって帰省などの時の持ち運びがつらいです。でも持たないと不安になるので必ず持っていきます。普段の持ち歩き手帳もあるのですが……。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
紙に文字や絵を書く行為自体を楽しめたら……と思います。
書いたあとのページに達成感や満足感を抱くのも大切ですが、それよりも紙へのインクの色の乗り方、自分の文字の癖、ペンの書き心地、ページの感触、それらを楽しめれば書けても書けなくても手帳と向き合うだけで素敵な時間が過ごせます。
かなり病的かもしれないことを言っている気がしますが、少しでもご理解頂いて共感していただけたら幸いです。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
頼れる相棒であり、支えてくれるアニキであり、日々成長していく可愛い子どもです。一冊一冊がかけがえの無い家族です。
藍玉より
「出来事とまではいかない子どものちょっとした言動や文章だと長くなる事柄等をイラストにして書いておいています」とおっしゃるcrillさん。とても羨ましいです。遠い過去のことなので、育児をしていた頃を思い出そうとすると泡のように消えてしまう。私の子ども達が小さい頃は、言葉を残すことに頭が回らなくて、書き残しておけばよかったと後悔しています。数十年経っても、crillさんの「子どものちょっとした言動」が記憶を呼び起こす鍵になるのでしょうね♪
crillさんと同じで、私も書くことが大好きです。「紙へのインクの色の乗り方、自分の文字の癖、ペンの書き心地、ページの感触、それらを楽しめれば書けても書けなくても手帳と向き合うだけで素敵な時間が過ごせます」の言葉に、そうだよね~うんうん、と相槌を打ってます。書きながら「いい感じにインクが乗ってる。ウフフ」という感覚あります!crillさんと一緒に書いている間の楽しさも味わっていきたいです。crillさん、ご回答ありがとうございました!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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