手帳の使い方インタビュー第92回目はKUNIKOさんです。2017年の手帳は、HOBONICHI planner、ジブン手帳biz、システム手帳 ファイロファックス オリジナル、トラベラーズノートに決めたそう。KUNIKOさんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
KUNIKOさんのプロフィール
- HN:KUNIKOさん
- 年齢:40代
- 仕事:会社員
- KUNIKOさんのInstagram
―KUNIKOさんの自己紹介
KUNIKOと申します。反抗期を迎えつつある小3男子を育てながら、会社員をしています。昨年10月から保護猫と一緒に暮らすようになり、すっかり猫好き……。手帳にもたびたび猫が登場しています。
KUNIKOさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2017年の手帳は何を選びましたか?
・HOBONICHI planner:カバーと合わせて17,000円くらい。TOBICHIで購入
・ジブン手帳biz:3,000円くらい。ロフトで購入
・システム手帳 ファイロファックス オリジナル:16,000円弱。ロフトで購入
リフィルはknoxbrain、スライド手帳 等々
・トラベラーズノート オリーブエディション:4,000円くらい。丸善で購入。
―『HOBONICHI planner』『ジブン手帳biz』『システム手帳 ファイロファックスオリジナル』『トラベラーズノート』に決めた理由は?
◆HOBONICHI plannerに決めた理由
2016年まではオリジナルを使っていましたが、マステや日付シートを使ってデコレーションする時間を少しでも減らし、モノトーンかつシンプルなレイアウトを目指したかったので、2017年はHOBONICHI plannerにしました。
◆ジブン手帳bizに決めた理由
1日のうちどれくらいの時間をどんなことに使っているか等々自分の行動を記録に残してみたくなったことと、バーチカル型の手帳を使ってみたい気持ちが一致したので、ジブン手帳のガイドブックを購入して、掲載されている方々の使い方を拝見。時間軸が24時間だったことが購入の決め手になりました。
◆システム手帳 ファイロファックスオリジナルに決めた理由
息子と自分のスケジュール管理、TODOを把握するために、2017年3月まではほぼ日手帳WEEKSを使っていましたが、書き留めておきたい項目が増え、WEEKSではスペースが足りず、システム手帳デビュー。リフィルの入れ替えが可能、不要なデータは家置き出来る等々、カスタマイズ出来る点が気に入りました。
◆トラベラーズノートに決めた理由
色が気に入ったこともあり、限定ということで、特に使う予定を考えず……購入しました。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
商品名は覚えていないのですが……毎年店頭で気になるものを買っては最後まで使えず、手帳難民のような状態でした。
―手帳選びで失敗したことはありますか?
ルイヴィトン、グッチ、エルメスといったブランドの手帳カバーとリフィル。ブランドものだから……ということと、見た目のシンプルさ、ステキな雰囲気に憧れ購入しましたが、使う目的が明確でなかったこと、リフィルが使いづらく、疎遠に。
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
・子ども、自分のスケジュール管理
・日記、体調管理等々日々の出来事の記録
・猫の飼育ノート
・雑記帳
・備忘録
などなど
―手帳をいつ開きますか?
朝、出勤してから始業時間までの隙間時間と、夜寝る前に開きます。
―どんな風に手帳を使っていますか?
基本的にはモノトーンでシンプルな使い方を心掛けています。
アクセントとして、はんこ、マステ、シールを使っています。
◆HOBONICHI plannerの使い方
日記。毎日の出来事を簡単に書いています。書けない時はシールやマステでページを埋めています。
◆ジブン手帳bizの使い方
健康の記録として使っています。(2018年3月現在おやすみ中……簡単な健康の記録をほぼ日weeksに書いています)
◆システム手帳 ファイロファックスオリジナルの使い方
日々のスケジュール帳としてつかっています。以前は見せることを意識して気合を入れて書いていましたが……苦笑。今は必要なことをサクサク書き出し、日々のTODOを把握するようにしています。
地味な手帳ですが、色々やってきたなかで、落ち着いた形になったのが、ごくごく普通の手帳の使い方…になったように思います。
◆トラベラーズノートの使い方
トラベラーズノート オリーブエディションは猫の健康ノートとして使っています。猫の体調管理、通院の際、先生と日々の体調について話をする時に、ノートが役立っています。
ブラックは最近おやすみしていますが…ファッションノート、欲しいものをリスト化して書いています。
―手帳に使っている主な筆記用具は何ですか?
ジェットストリーム、万年筆、マーカー
実は今まで筆記用具には興味がなくて……。書きやすいこと、書いていて引っかからないこと…というのを買う時の基準にして、それ以外は特に考えていませんでした。それなので、普段使っている筆記用具は書きやすさからジェットストリーム、kakunoなど使っています。
―手帳のことで悩みはありますか?
ついつい人の手帳と比べてしまい、自分が手帳を使いこなせていないような気持ちになってしまうこと。
手帳ブームもあって、SNS上には本当に色々な手帳、手帳の使い方が出ていて、見るワクワクたのしんでいたのですが…。なんとなく人と比べてしまうようになってから、みんなはすごい手帳を作っているけれど、私は全然ダメだ……と勝手に思い込んで、自己嫌悪に陥ることがありました。
今は地味、シンプルなことが自分のスタイルとして受け入れることが出来つつありますが、あえて言うならば…アイデアがあれこれ浮かんで来たらいいのに、と思うことが多々あります。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
・頑張らない。
・自分がやりたいことをまずは試してみる。
・疲れていても1日1回ちょっとだけ手帳を開く時間を作る。
・使っている全ての手帳のデータを毎日更新できなくてもいいや!と、気負わず気楽に使うこと。
先ほどちらっと出ましたが、以前はインスタグラムに載せること、みんなに見てもらうことを意識して、デコったり、見栄えの良いページ作りをすることに注力を注いでしまい、私が考えていた手帳本来の使い方から離れてしまったので、やり方を見直しました。時間をかけすぎない、必要なことを書くもの、と考えたら……シンプルな地味手帳がいちばんしっくりきた感じです。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
日々の生活を彩る大切な存在
心を整えるツール
大切なパートナー
藍玉より
「基本的にはモノトーンでシンプルな使い方を心掛けています」とおっしゃるKUNIKOさん。私は何本ものペンを色分けして使っていますが、KUNIKOさんの手帳を見て「モノトーンでここまで可愛くなるのか~」と強い刺激を受けました。黒のペンだけでも、はんこをアクセントにすれば、わかりやすくなるし可愛くなる。色分けするペンを探す手間も省け、時間短縮にもなりますね♪
素敵だな~と憧れるKUNIKOさんでも、「インスタグラムに載せること、みんなに見てもらうことを意識して、デコったり、見栄えの良いページ作りをすることに注力を注いでしまい、私が考えていた手帳本来の使い方から離れてしまったので、やり方を見直しました」という出来事があったそうです。
KUNIKOさんが行き着いた答えは「シンプルな地味手帳」です。たぶんですが、見えないプレッシャーを感じていらっしゃったのではないかと。KUNIKOさんの答えから、気負わずに!身軽に!という解放感が伝わってきました。何か違う……という違和感から目をそむけないで、本来の使い方に立ち返る。そうすれば、周りに流されることが減りますね。KUNIKOさん、ご回答ありがとうございました!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
関連記事
●繋がっている記事
・手帳の使い方インタビュー#91 さるささん×Filofax ホルボーン×ダイソーのスケッチブック×RHODIA×Ashfordのローファー
コメント