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手帳の使い方インタビュー#91 さるささん×Filofax ホルボーン×ダイソーのスケッチブック×RHODIA×Ashfordのローファー

さるささんのFilofax ホルボーン2017

手帳の使い方インタビュー第91回目はさるささんです。2017年の手帳は、Filofax(ファイロファックス) ホルボーン、ダイソーのスケッチブック、RHODIA No.11、Ashfordのローファーに決めたそう。さるささんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪

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さるささんのプロフィール

  • HN:さるさ(@salsa0941)さん
  • 年齢:30代
  • 仕事:とある職員と空手の先生
  • 運営ブログ:いろは。

―さるささんの自己紹介

職員サラリーマンの仮面を被りつつ、空手の先生をしているさるさと申します。手帳ユーザーとしては同人誌を出してみたり、『いろは。』というブログを運営しています。

藍玉さんの手帳ゆる友タグでお世話になりながら、システム手帳ユーザー同士の情報交換タグ“シス手研”を主催し、システム手帳の魅力を普及すべくゆるゆる活動しています。

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さるささんの『手帳の使い方』は?

―では、インタビューのスタートです。2017年の手帳は何を選びましたか?

・Filofax ホルボーン(システム手帳。中にNOLTY、測量野帳を収納)
・ダイソー スケッチブック
・RHODIA No.11
・Ashford ローファー
の4つです。

―『Filofax ホルボーン』『ダイソーのスケッチブック』『RHODIA No.11』『Ashfordのローファー』に決めた理由は?

さるささんの手帳2017

Filofax ホルボーンに決めた理由

システム手帳の代名詞でもあるFilofax。個性的なデザインも多い中、リングの箇所に当て革を配置したホルボーンのデザインに惹かれて決めました。個人的にはステッチの映えるデザインが気に入っていて、ポケットや収納も充実していたのが決め手です。理想はオールインワン。

「この1冊さえ持っていればすべてが分かる」という状態が理想で、そのためにはさまざまな収納が必要になります。その意味でもこのホルボーンがぴったりはまりました。

ダイソーのスケッチブックに決めた理由

ダイソーのスケッチブックは、藍玉さんの記事の影響から使っています。いまは5冊目になりました。安価、どこでも手に入る、大容量の条件がそろっているため愛用しています。よくも悪くも100円なので何の気兼ねもなくムダ使いできるのも魅力です。

RHODIA No.11に決めた理由

RHODIAはNo.11がスーツの胸ポケットに入りやすいサイズなので持ち歩いています。ミシン目でキレイに切り取れるためメモ帳としてとても使いやすく、値段も手ごろです。

Ashfordのローファーに決めた理由

Ashfordのローファーはマイクロサイズで取り回しがしやすいので、主に名刺入れ、パスケースとして使っています。名刺交換のあとのちょっとしたメモやショップカードの保管で活躍してくれます。気軽にバッグに放り込めるのがとても気に入っています。

―過去に使ったのはどんな手帳ですか?

さるささんのシステム手帳

一番初めに使ったのは中学時代の生徒手帳です。テスト範囲のメモやプリクラ帳として使っていました。友達のPHS番号やもらった手紙、メモなんかを雑多につっこんで使っていたのがはじめてです。

社会人になった当初、徹底的にメモの習慣を叩き込まれました。研修の際はキャンパスノートのA7変形サイズの小さいものを使っていました。それからメモだけでなくスケジュール管理、タスク管理なども加わってきて、容量が増えるとともに手帳の形も変わってきました。

モレスキン、ほぼ日手帳、ジブン手帳、フランクリン、トラベラーズノートなどを経てシステム手帳に落ち着いたのが20代半ばでした。それ以降、システム手帳を継続して使っています。

―手帳選びで失敗したことはありますか?

さるささんのシステム手帳

失敗という失敗はありませんでした。使わなくなった、継続できなかった手帳もたくさんありますが、そこにはそれぞれ理由があり、その点を克服できそうな手帳に移行していきました。ダメな理由がわかる、という意味ですべてが失敗に終わったという手帳はなかったと思っています。色んな手帳を使って、ステップアップしながらたどりついたのがいまのシステム手帳。その意味で、いままで使ってきた手帳もありがたく思います。

強いてあげるならば「ほぼ日手帳」でしょうか。好きに使っていたのですが、打ち合わせで取り出して自由過ぎるページに上司から苦言を呈されたことがあります。生活の中で一冊で済ませようと思ったら、プライベートにもフォーマルにも耐えれるようある程度の無難さは必要なんだなと感じました。

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―貴方の手帳を使う目的は何ですか?

さるささんのシステム手帳

人生をはかどらせるため。手帳は最高の知的生産ツールだと思っています。生活の中で触れる情報量は増える一方。対して私たちの頭は忘れっぽくできています。色んな情報を受け止め、最適に処理してくれる。そのおかげで友人の結婚式にかけつけるスケジュールを確保したり、仕事で忘れてはいけない案件を保存してくれたり、手痛い人生の失敗を教訓として残してくれたり。

人工知能の発達が何かと話題になりますが、持ち主の思考を加速させ、展開させ、保存してくれる。手帳はそんな力強い、仕事だけにとどまらない人生のパートナーです。

―手帳をいつ開きますか?

さるささんのシステム手帳

手帳は定期的に2回開きます。朝、電車を待つ時間、駅なかのカフェで開いて一日のタスクや用件を確認します。
そのときに思いついたアクティビティ(欲しいものやしたいこと)などがあれば、できるかどうかは別にしてもスケジュールに書き込んでいきます。朝のうちに思いついたとっぴもない予定は、突然舞い込んできた事故のようなもので、長期的に思っている予定と違い思いがけない刺激を与えてくれます。それが楽しい。

さるささんのシステム手帳

もう一回は帰りの電車を待つカフェです。一日の総括をしながら次の日の予定にもれがないかなどを確認しています。このときにメモの整理や、本の書き抜きもしています。

それ以外には不定期に考えごとをするとき、切り抜きのスクラップ整理など必要に迫られたときに開いて書き込み等をしています。また、ピンチのとき。スマホの充電が切れたりしたときには、手帳のアドレス帳や収納しているクオカードが活躍してくれます。

―どんな風に手帳を使っていますか?

さるささんのダイソーのスケッチブック

まず、一番の鉄則としてすべての情報をスケッチブックに突っ込みます。メモ、読書ノート、考え事の落書きなどなど、すべての情報です。スケッチブックの背中には封筒を切ったポケットを貼りつけています。

さるささんのRHODIAのメモ

このポケットのおかげで、すぐにスケッチブックを取り出せない状況でもRHODIAのメモを切り取って保管できるようになります。RHODIAのメモにも大型のクリップを挟んでおり、スケッチブックへ移すメモやノートは切り取って表紙カバーに挟み込んで、移行忘れ防止に。

さるささんの手帳2017

こうして接した情報はすべてがスケッチブックに移行するようになりました。このスケッチブックでは移行しただけで終わることもあります。ほかの文献や雑誌から情報を補足することもあったり、あれやこれや落書きで深堀したり、情報をこねくり回す場がスケッチブックです。

先ほども書いたよう、よくも悪くも100円、しかも枚数も多いので気にせずガシガシ書けるので、思いきり妄想なども含めて徹底的に深堀します。それから少しスケッチブックで放置して、一定期間を経てから必要だと思われる情報は、システム手帳に収納します。

さるささんのシステム手帳

システム手帳の魅力については語りだすときりがないので割愛しますが、その魅力の一つは「情報の運用」すらも取り込めることです。私の場合で言えば、システム手帳に挟み込んでいるNOLTYはレフト式なのですが、左側でスケジュール管理、右側のノートスペースでバレットジャーナルのタスク管理をしています。

さるささんのシステム手帳

システム手帳のリフィルについては『知的生産の技術』(梅棹忠夫 岩波新書)に詳しいのですが、「京大型情報カード」の運用を参考にしています。1枚のリフィルにつき1トピックを原則とし、表面に情報をまとめ、裏面には自分のメモやノートを記しています。こうすることで並べ替えや分類がしやすくなり、保管と検索性を高めることができます。他にも気になった文具や記事などはリフィルの強みを生かして印刷保存するようにしています。

さるささんのリフィルポケット

リフィルポケットには、RHODIA から切り離したメモなどを保管、またバインダーのポケットにはチケットなどを保管し、旅先でもこれ一冊でほとんどを済ませてしまいます。

さるささんのシステム手帳

しかし、情報は保存しておきたいものと記録としてまとめておきたいものがあります。保存する面ではシステム手帳のリフィルのメリットとして後から並べ替えや分類できるため便利です。半面、スケジュールやカレンダーリフィルを年ごとにまとめる、という使い方には弱いです。その点はやはり年などの単位で一冊にまとまっている綴じ手帳が便利。ならばその綴じ手帳ごと取り入れようと思ったのがきっかけで、NOLTYを挟み込むようになりました。

スケジュールやタスクは、終了したとたんに情報としての価値を大きく失います。そのような情報がバインダーの容量を圧迫してしまうことをなんとかできないか。そう思って挟みこんでみると、年が変われば綴じ手帳を差し替えれば済むだけ。持ち運ぶのはバインダー1冊という運用の形ができあがりました。

さるささんのダイソーのスケッチブック

それでも情報が見つからなくなったときは。大丈夫、スケッチブックを漁れば必ず出てくるのです。そのために色んな情報の入口をスケッチブックの一つに絞っているのです。スケッチブックには見やすい箇所にタグを記すようにしています。西暦、月、日、カテゴリーです。

さるささんのシステム手帳

タグの下が分類なのですが、これはNOLTYで使っているバレットジャーナルのKeyと連動しています。日にちとマークリストを突き合わせると、スケッチブックの必要な情報にたどり着くようになっています。

どこかへふらっと出るときはスケッチブックとペンだけもって出かければことたりる形になっているのも気楽で気に入っています。

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―手帳に使っている主な筆記用具は何ですか?

さるささんの筆記用具

ボールペンはカランダッシュのエクリドールを数か月前に購入したものを使っています。シャープペンシルも同じくカランダッシュの849(0.7mm)です。エクリドールはシルバーなので、内部での打ち合わせのときは使いにくく、そのときは849のボールペンを使用しています。

カランダッシュは、そのアイデンティティでもある鉛筆の六角形が大人になると握りやすく感じます。最低限のパーツからなるペンは耐久性も非常に高いです。外国製品にありがちな「折りたくなるほど粗悪品」というリフィルではありません。油性でありながらとてもなめらかな書き味。デザイン、書き味を両立したペンとしておすすめしたい一本です。

落書きやノートいっぱいにペンを走らせるときなどは万年筆を使用しています。LAMYのLAMY2000を使用しています。こちらは流線形のあまりごてごてしていない、でしゃばらない洗練されたフォルムのデザインが気に入っています。

万年筆はインク切れの可能性があります。特に詰め替えでない、コンバーターを利用した吸入式の場合、インク瓶を持ち歩くのもかさばります。そのための予備として、LAMYのSafari(スケルトン)もバッグに入れています。色んな色が出ているため悩みに悩んで、色に惑わされないようスケルトンにしました。

さるささんの筆記用具

とはいえ筆記具もクルトガなど尖った機能をもった商品がたくさん出ているのも悩ましいことです。ボールペンも、いくらかけても実際に書いているのは数百円で共通のリフィルです。私はこれを「ボールペンのジレンマ」と名付けて、日々うれしい悩みを駆け巡っています。

文具、とくにペンは紙に自分の思考を刻み付け、命を吹き込むツールです。これからも悩み悩み、こだわった文具を使っていくと思います。

―手帳のことで悩みはありますか?

さるささんのシステム手帳

自分の中ではいまの使い方でほぼ安定しています。それ故に、出勤してペンやメモを忘れていたりすると、一気に不安になってしまいます。不安というかやる気がでないというか……。オールインワンなだけに、それを忘れてしまったときは致命的です。出かけるときは割り切ってスケッチブックとペンだけを持ち歩いていますが、仕事のときに手元にないと情報が参照できず、不便なことこの上ありません。また何かを思いついたときにさっとメモできるメモ帳がないのも不安です。忘れてしまった場合の代替をどうするか、これから考えていこうと思っています。

さるささんのシステム手帳

それからもっとシステム手帳の魅力が広がってユーザーが増えてくれたらいいなと思います。いろんなひとの使い方があって、それを気軽に取り入れられるのもシステム手帳の魅力です。

―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?

さるささんのシステム手帳

外目を気にしないということでしょうか。最近は「インスタ映え」という言葉がある通り、SNSで見せるために書いている人たちもたくさんいます。それはそれで一つの使い方なのでしょうが、もしそれで書くのが億劫になってしまったり、手帳が重荷になってしまうのでは人生のパートナーになりえません。

文章がうまくなくてもいい。きれいなイラストを描けなくてもいい。雑多な走り書きでもいい。自分が無理なく、いつでも好きに使える。そうして使い続けること、その使い込みこそが最高のカスタマイズだと思っています。使い方に正解はありませんし、自分が正解だと思っていてもその使い方も日々変わっていくものです。

手帳とどんな形であれ付き合い続けること(放置も含む)。それが一番だと思います。

―ズバリ!貴方にとって手帳とは?

自分の小さな可能性を大きく膨らませてくれる、最高のツールです!

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藍玉より

「まず、一番の鉄則としてすべての情報をスケッチブックに突っ込みます」とおっしゃるさるささん。当ブログの記事からダイソーのスケッチブックを使い始めてくださったとのことですが……びっくりしました。お見事です!私は最近、スケッチブックの重さに挫けてしまい、家置きにしていました。出先では情報を手帳や付箋に書くようにしても、あちこちに分散してしまう結果に。さるささんのように常に携帯して、“情報の入口を一つに絞ること”が大事だと改めて感じました。悩ましい重さは数十枚のページを切り離して解決です。ヨシ今日から持ち歩こう♪

システム手帳と言えば、何でも挟み込めるから1冊でOK!というイメージを持っていました。でも、さるささんのスケッチブック、RHODIAとの連携はもちろんのこと、NOLTYをシステム手帳に挟み込む発想には驚きです。20代半ばからシステム手帳を愛用されているだけあって、使い方を探究されている様子が伝わってきますね。システム手帳と綴じ手帳のどちらにするか迷うことがあるけれど、挟み込んで併用するという選択肢ができました。

「そうして使い続けること、その使い込みこそが最高のカスタマイズ」「手帳とどんな形であれ付き合い続けること(放置も含む)」の言葉に励まされる方は多いのではないでしょうか?私の心にもひたひたと沁み込んできました。手帳で悩むときがあったら、この言葉を励みにします!さるささん、ご回答ありがとうございました!

さるささんが主催されているシステム手帳ユーザー同士の情報交換タグ“シス手研”の詳細はこちらです。
>>シス手研について-いろは。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。

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