手帳の使い方インタビュー第69回目は手帳つぎはぎ人さんです。2017年の手帳は、フランクリン・プランナー、ミスタードーナツのスケジュールンに決めたそう。手帳つぎはぎ人さんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
手帳つぎはぎ人さんのプロフィール
- HN:手帳つぎはぎ人さん
- 年齢:50代
- 仕事:会社員
―手帳つぎはぎ人さんの自己紹介
「間違った手帳の使い方はないと考える」をモットーに、手帳を楽しんで長続きさせることを考えながら、皆さんに手帳を楽しんで使っている様子をSNSで紹介しています。意外なことにこの“楽しんで使う”と“紹介している”で続けるモチベーションになっています。
手帳つぎはぎ人さんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2017年の手帳は何を選びましたか?
◆1. 【生活・仕事のための手帳】フランクリン・プランナー+ノート
カバーなどのつぎはぎ、併せると7千円くらいになるでしょうか。最初はバラバラでチープにまとめて千円くらいで済ましていましたが、使いやすいことが判って本格的に揃え始めました。システム手帳なのでバインダーや中身の構成は気分や生活環境によって変わります。
こちらは仕事やプライベートの記述があるので表紙と中身の最初の部分しかお見せできません。買った店はほとんどの製品がフランクリン・プランナー八重洲本店です。
◆2. 【楽しむこと・知識を広げるための手帳】スケジュールン(ミスド手帳)2017+同 2005年版のカバー+ほぼ日各アクセサリーのつぎはぎです。
ミスタードーナツのドーナツセットの商品なので価格ははっきりしません。2017年のものは、過去に出たカバーのものがうまく入ったので、それを入れました。このカバーのおかげでほぼ日のひまつぶしBOOK(パズルブック)や路線図、付箋などを一緒にはさみこんで持ち歩くことができます。
―『フランクリン・プランナー』『スケジュールン』に決めた理由は?
フランクリン・プランナーは、フランクリン・システム本来や使い方はもとより、スケジュールページが書きやすい。必要なもののみだけを書きやすくしてる工夫を感じました。各ページの格言もありがたいですね。外国語の学習を兼ねて原文を探して読むことも時々します。あとはフランクリン・プランナー公式ショップの店員さんの対応が物凄く良かったのも決め手として大きいです。
楽しむための手帳は毎年、選ぶものは変わります。以前はほぼ日手帳weeksにいったん統合したのですが、生活の都合上、フランクリンの方が必要となり、楽しむ“だけ”の手帳も必要になりました。
2017年のこの手帳は、スヌーピーをテーマにしてみようと思ったこと、楽しんで使うのにコンパクトだったのと、歴史が長くて時代に合わせている手帳を使ってみたかったことから選びました。そして以外に安く手に入ったので。これまでの手帳で共通することは、レフト式であること。メモすることのある日もない日も併せて柔軟に使えます。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
・超整理手帳(2007~2010)
・能率手帳(現NOLTY)エクセルカジュアル(2011)
・ほぼ日手帳オリジナル(2008~2013)
・ほぼ日手帳weeks(2012~2016)
・ジブン手帳(2014~2015)
・フランクリン・プランナー(2015~継続中)
超整理手帳の前は、自分のニーズに柔軟に対応できるように、バイブルサイズのシステム手帳を使っていました。持ち歩いて移動することが大きな要素だと気づき、単純な構成の超整理手帳で出直したところ、意外にメモを取ることが多かったので1日1ページの綴じ手帳で多くの事例が公表され、選ぶ楽しさもあるほぼ日手帳(オリジナル)を使うようになりました。空白ページがあっても気にはしませんでした。何もできない日だってあって当然だと思っていたからです。
その後、効率よく書けるようなものを探し続けてきました。2015年に生活に大きな変化が訪れ、そのタイミングでフランクリン・プランナーを選びました。この手帳、過去には“一生使うことない”と思っていましたが、世の中何が必要になるかわからないものです。試行錯誤の連続のようなものですが、もう使うことない上記の中でも、人によってはお勧めしたいものもあります。
―手帳選びで失敗したことはありますか?
ありません。SNSでの発言も参考にしながら2・3ヶ月文具店や書店に通い続けて決めてますので。
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
備忘録と知識の蓄積・共有の要素が強いです。
―手帳をいつ開きますか?
起きてから身体が動き出したときと、気が向いたときです。寝る直前にも、当日のワークログをつけたり翌日のタスク整理を行うためにも開きます。
―どんな風に手帳を使っていますか?
◆【生活・仕事のための手帳】フランクリン・プランナー+ノートの使い方
タスク処理中心、スケジュールはきっちりとは決めません。決めてもそのとおりに行くことがほとんどないからです。何をやるか決めて、何が大事かを選び、その日でできる分だけやっていくようにしています。一日にできることは限られることを悟ったので(笑)。
◆【楽しむこと・知識を広げるための手帳】スケジュールン(ミスド手帳)2017の使い方
楽しかったこと、興味深い事柄を記録していきます。その日に最も印象に残った曲も記録しています。持ち歩いて読み直す楽しさが倍増します。
―手帳に使っている主な筆記用具は何ですか?
多色ボールペンです。立ち書きも多く、色分けのマイルールを持っているのでこれが最適です。色は基本4色で、それ以上の色が必要な場合は色鉛筆を使うこともあります。
紙によって裏抜けの度合いが変わるので、いろいろ使っていますが、基本的に滑らか油性が多いです。スラリかジェットストリームが特に使うこと多いですね。自分の使いやすいように改造したりすることもあります(笑)。
いつでもすぐに、ひらめきを記録できるようにメモ帳も持ち歩いているのですが、こちらは単色でゲルインクのものをよく使います。エナージェルが最も好みですが、気分によってサラサドライやジェットストリームなどを使うこともあります。
―手帳のことで悩みはありますか?
手帳に書く時間が長くなってしまうことでしょうか(笑)。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
まずは使ってみる。まずは書いてみる(笑)、後で読んで楽しくなることを書く。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
いろいろと変わってきはいますが、今は「愉快な仲間たち」でしょうね。
藍玉より
手帳つぎはぎ人さんの過去の手帳を見ると、レフト式・1日1ページ・バーチカルなど様々なフォーマットの手帳を使っていらっしゃいますね。
手帳を使った経験は、今の手帳を形づくります。ハード面とソフト面を何度も何度も“つぎはぎ”して、ますます手帳が居心地の良い場所になっていく。手帳つぎはぎ人さんは、そのプロセスを存分に味わっていらっしゃると感じました。
「間違った手帳の使い方はないと考える」をモットーにされている手帳つぎはぎ人さん。手帳の使い方に自信が無くなっても、あたたかく受け入れてくれる懐の深さを感じます♪「空白ページがあっても気にはしない」「一日にできることは限られる」の言葉からも、無理なく楽しんでいらっしゃることがわかりますね。手帳を楽しむ様子をSNSで発信することは、続けるモチベーションになっているとありますが、読んでいる私まで刺激を受けてモチベーションアップしています。何気ない言葉でも「もっと楽しめるよ」とエールを送ってもらっているような気になるからです。手帳つぎはぎ人さん、ご回答ありがとうございました!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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