手帳の使い方インタビュー第67回目はちゃんみつさんです。2017年の手帳は、ほぼ日手帳オリジナル、ほぼ日weeks、ジブン手帳、EDiT、トラベラーズノートに決めたそう。ちゃんみつさんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
ちゃんみつさんのプロフィール
- HN:ちゃんみつさん
- 年齢:26歳
- 仕事:パソコンインストラクター⇒専業主婦
- ちゃんみつさんのTwitter
―ちゃんみつさんの自己紹介
はじめまして。ちゃんみつと申します。
2017年はずいぶん変化の多い年で3年間続けた仕事の退職、結婚、妊娠・出産がこの一年に起こりました。そのため2016年末に準備していた手帳の使い方が合わず、今年はいろいろな手帳を手探りで使っていました。
現在は専業主婦として、生後二か月の男の子と夫との3人暮らしをしています。また、再就職を目指して公務員試験の勉強をしているところです。よろしくお願いします^^
ちゃんみつさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2017年の手帳は何を選びましたか?
・ほぼ日オリジナルは、2,160円。ほぼ日ストアで購入。
・ほぼ日weeksは、1,800円。メルカリで購入。
・ジブン手帳は2017年7月末に購入 380円。Twitterでフォローさせていただいている方から購入。
・トラベラーズノート レギュラーサイズは、3,800円。メルカリで購入。
・EDiT1日1ページ A5サイズは、1,349円。メルカリで購入。
妊娠が分かったのと、周辺のお店に売っていない手帳ばかりのため、ほとんどネットショップやメルカリで購入しています。
―『ほぼ日手帳オリジナル』『ほぼ日手帳weeks』『ジブン手帳』『EDiT』『トラベラーズノート』に決めた理由は?
◆ほぼ日手帳オリジナルに決めた理由
かねてよりTwitterなどでほぼ日で日記を書いている人のツイートを見ていて、とても日記に関心がありました。真似して日々の日記を書いてみたくて購入しました。真似っこです。
◆ほぼ日手帳weeksに決めた理由
妊娠期間中、出産後の育児日記のために購入しました。左ページの週間レフトにはその日の息子の様子を、右のメモページには妊娠出産に関する記事の写しや、息子の写真やコメントを書くつもりでした。
◆ジブン手帳に決めた理由
専業主婦となり特に変わらない毎日を過ごす中で、ほぼ日オリジナルでは持て余してしまい書くことがプレッシャーになっていました。そこで一日当たりの書く欄が少ないけれども、ライフログを書き込みやすいジブン手帳に出会いました。また、荷物が多くなりやすい産後のことを考えて、メモページのIDEAを取り外して使えることに魅力を感じました。
◆EDiT1日1ページに決めた理由
メルカリで安く売っていたので購入。もともと2017年でなければならない使い方をするつもりではなく、マンスリーと一日一ページがA5サイズでそろっていればよかったのです。どれでもよかったと言ってしまえばそれまでですが、表紙のさわり心地がよくお気に入りです。
◆トラベラーズノートに決めた理由
革の手帳を使っている人がかっこよかったので、わたしもつかってみたいなあと思って購入しました。トラベラーズノートに似たxuanノートを夫に誕生日プレゼントとして渡したのも一因かと思います。
今思えばEDiTとトラベラーズノートは衝動買いですね。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
2016年にほぼ日手帳カズンを買いました。仕事のメモと日々のライフログのために購入。
しかしルーティンの多い仕事でメモをする必要もなく、仕事で忙しくほとんどプライベートに割く時間がなかったため、約1ケ月くらいで使わなくなってしまいました。そのあとはスケジュール管理もせず、大学ノートで仕事のメモを取っていたため、手帳は利用していません。今思うと覚えておけるほどのスケジュールしかなかったのがちょっと寂しい……。
―手帳選びで失敗したことはありますか?
ほぼ日手帳!
そもそも購入した時には手帳会議という言葉を知らず、みんな使っているから使ってみようという気持ちでした。使用目的なども何も決めずに購入したため、失敗。皆さんが使っているようにカラフルでかわいく使ってみたかったのですが、私にはそのようなセンスがなく、時間もなく断念(´・ω・`)
でも今でもインスタ映えするような使い方をしてみたいなという憧れは捨てきれていません。
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
物事を全部忘れるためです!(笑)
もともと私の頭のハードディスクは低容量ですので、外付けが必要でした。それなのにノートもメモ帳も使わず、という生活を続けていたので人から言われたことやいった場所を忘れてしまって、空白の期間が私の中に生まれるのがいつも嫌でした。
特に2017年最初のほうのつわりがひどかった期間ですね。つらかったのは覚えているのですが、一日中寝て過ごしてしまっていたので非常にもったいなかったなぁくらいしか覚えてません。今思えばちゃんとつわりの記録をしておけば、妊娠中の友人につわりの時にどう過ごすと自分は楽だったよ、と伝えることができたのかもしれません、あぁもったいない!
―手帳をいつ開きますか?
妊娠中はいつでも。常にそばに置いている状態で、書くことがなくてもなんとなく開いて閉じてという状態、触っているだけで楽しかったです。出産後は子供が寝ている時間がほとんどです。とはいっても生後一か月のころから夜は8時間以上眠り、昼間も数時間まとめて寝てくれる子なので、よく手帳タイムを作ることができます。
―どんな風に手帳を使っていますか?
◆ほぼ日手帳オリジナルの使い方
もともと日記のために購入したものですが、今現在は雑記帳となっています。
書いている内容としては、ネットの気になった記事や、買い物リスト、やりたいことリスト、手帳会議、公務員試験の解答用紙(笑)としてなど、本当に何でもです。その辺の裏紙に書いておくようなことばかり書いています。高いメモ帳です。
新卒の時に上司からの指示をメモ帳ではなく、裏紙に書いていました。タスクが終了したらその紙を捨てていたため、同じ仕事をする時に困って叱られていたので、なんとなく癖でひとまとめにしておこうと思っています。今思えばひどい新入社員です。
◆ほぼ日手帳weeksの使い方
妊娠期間中、出産後の育児日記のために購入しました。
左ページの週間レフトにはその日の息子の様子を、右のメモページには妊娠出産に関する記事の写しや、息子の写真やコメントを書いています。
妊娠中は里帰りしていたため上げ膳据え膳でいくらでも時間があったのですが、産後戻ってきてからはまぁ時間のないこと!ほとんど息子の日記は書けていない状態です。たまに写真を印刷してきてはその部分に貼り付けたりとかくらいしかできていないのが、非常にさみしいです。
この手帳は息子が大きくなって子供を持つようになった時に、そのお嫁さんに渡したいと思っています。家事育児について口うるさい姑にはなりたくないので、私はこうやっていた、こんなことで悩んでいた、という参考書程度に使ってほしいなぁと思います。
◆ジブン手帳の使い方
母艦として利用しています。この手帳は7月頃に購入したため、実は前の部分は戻って記録しています。
もともと公務員試験の勉強を4月末ころから始めた際に、スタディプランナーとして、スヌーピーのノートを利用していました。夫が塾講師でこのスタディプランナーに興味があったらしく、実験台になりなさいとのことでやってみました。
自分が頑張った結果が形として残るのでやる気もアップするし、自分のわからなかった点を付箋でまとめておけば振り返ることができるので、復習も楽でした。5回落ち続けていた簿記もやっと合格できたので、効果はありだと思います!(笑)
そのスタディプランナーのノートがなくなりそうだったので、ジブン手帳を購入。息子の育児日記も書こうかとその頃は思っていました(今はweeksへ移行)
産前は
・マンスリー→スケジュールと写真
写真はコンビニでプリントしています。実はローソンやファミマのコンビニプリントは非常にジブン手帳にぴったりなのです。インデックスプリントにすると一度に40枚印刷できるのですが、その写真がマンスリーのマス目にぴったりなのです!!これを発見した時はすごく気持ちよかったです。
・ガントチャート→勉強科目ログ
勉強した科目にマーカーでチェックを入れます。あまり手を付けていない科目については復習から始めたり、その日の勉強時間を記録しています。
年間スケジュールページには、試験科目の多い公務員試験の勉強を俯瞰的に計画するために、付箋である程度の勉強の時期を計画しています。もしも計画通りにいかなかったとしても、付箋を動かすだけで計画の立て直しができます。今思えば大学受験の時にやりたかったですね。
・バーチカル→勉強時間ログ、ほしい物リスト、食事ログ、簡単な日記
という使い方をしています。
で、つけています。
・マンスリー→スケジュール
・ガントチャート→健康管理
産後は子供中心の生活になり、勉強はほとんどできなくなりました。ガントチャートを使わなくなってしまったので、今度は健康管理に使うことにしました。その日の運動量(歩数や運動の内容)、体重、体脂肪などを書いています。数値については簡単なグラフで表示できるようにしました(ジブン手帳のガイドブックで同じような使い方をしている人がいたので真似しました)。
・バーチカル→日記
となりました。勉強時間のログに使っていた時間軸を持て余していました。あとは1マス一文字以下のびっしり文字で書いていましたが、書くことも書く時間もなかったため、現在は4倍くらい大きい文字で書くようにしています。読みやすくなりました(笑)。
現在は2018年版のジブン手帳Bizを利用しています。トモエリバーが書いた後ふにゃふにゃになるのが気に入らなかったので、来年からはBizにします。Bizに移行する際に手帳会議を重ねたので、現在はだいぶ書き方が安定していると思います。今後も変化することもあるかと思いますが、日々進化させて書いていきます!
◆EDiT1日1ページの使い方
読書ノートとして利用しています。マンスリーには読んだ本の情報を書き込み、索引にしています。
日付ごとのページには読んだ本の書き抜きを、ページ下部にはその本を読んで実際に取り組みたいことを、色ペンで自分がその本を読んでの感想や所感を書いています。私にとっての読書ノートの完成形がこれですね。2017年度版ですが、こちらは2018年以降もなくなるまで使う予定です。
◆トラベラーズノートの使い方
衝動買いだったので買ってから困っていますね…(笑)。
でもまず初めに行ったのは、リフィルの表紙にSeriaで売っていた転写シールを張り付ける作業です。
ちょうど一枚分を利用すると表紙にぴったりで、かつおしゃれに仕上げることができました。
トラベラーズノートに挟んでいるのは2018年の週間レフトタイプのリフィル、無罫ノート二冊です。週間レフトのリフィルは12月末からはweeksから移行して育児日記を書く予定です。
無罫ノートは一方がマステ帳、もう一つはレシピ帳(まだ書いてない…)にするつもりです。
かねてよりマステ帳を作ってみたいと思っていたのですが、マステ自体を使う機会は少ないのでもったいないなと思い、ずっと手を出せずにいました。しかし、メルカリでマステの切り売りをしている人がいて、安く多くの種類を集めることができ、これは私に向いているかもと思い購入したのが、マステ収集開始のきっかけです。
―手帳に使っている主な筆記用具は何ですか?
style fitの0.28(黒、赤、青)、マイルドライナー(全色)がメインです!
もともとハイテックコレトを使っていましたが、ほぼ日手帳やジブン手帳のトモエリバーに書くと乾かないうちにこすれてしまうことがありました。ですので、ユーザーに評判だったstyle fitに浮気、今では大本命です。
マイルドライナーは全色衝動買いしたものがあったので、そのまま利用しています。ジブン手帳の1マスと、マイルドライナーの大きさがぴったり合うので、今ではお気に入りです。
―手帳のことで悩みはありますか?
軽くして持ち歩くのが理想ですが、どんどん詰め込んでしまうので結果重くなってしまうのが悩みです。
持ち歩いて使っているジブン手帳が今、LIFE、IDEA2冊、DIARYを挟み込んでいるため、重量級選手です。家置きできるリフィルにあこがれて買ったのはいいのですが、結局なくしてしまうのが怖くてずっと持っています(笑)。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
手帳がうまく使えなくて悩んでいたころは、すべてのページが同じフォーマットで書けなければ気持ち悪くて嫌で買い替えていました。
しかし現在はその変化が自分の生活がどんどん変化しているあかしだと思うことができました。ですので、私と同様に買い替えが頻繁の人はそのページの変化を楽しんでみるといいのではないかと思います。書くのを失敗したのもライフログです。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
秘書さんです。
スケジュールや思い出を覚えていることはできますが、その時に思ったことや情景など細かく覚えていることはできないです。逆に忘れても開いてみればちゃんと思い出すことができる相方として活躍してもらっています!
藍玉より
「実はローソンやファミマのコンビニプリントは非常にジブン手帳にぴったりなのです」とおっしゃるちゃんみつさん。写真がマンスリーのマス目にぴったりなことを発見されたときの興奮が伝わってきますね。「ジブン手帳の1マスと、マイルドライナーの大きさがぴったり合う」ともおっしゃっています。ジブン手帳ユーザーの私は、そうだったのかー!と驚きの連続。ちゃんみつさんと同じくマイルドライナーを持っているのですが、どう使っていいのか悩んでしまって、ずっと使わずにいるんですよ。ちゃんみつさんの書き方を参考にしてマイルドライナーの出番を増やしたいです♪
すごいなと感じたのは、環境が変わっても柔軟に対応されている点です。出産前と出産後では、ガラリと生活が変わってしまいます。でも、ちゃんみつさんは、いま何が一番大切なのかを見極め、そのことを手帳に書き綴っていらっしゃいます。会話では語り尽くせない、つわりの体験、家事育児の経験などを他の人のために役立てたいというちゃんみつさんの想いに心を打たれました。まさに“受け継がれていく手帳”ですね。ちゃんみつさん、ご回答ありがとうございました!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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