手帳の使い方<インタビュー第53回目はとらぉさんです。2016年の手帳は、ほぼ日手帳weeks、EDiT、自作リフィル、トラベラーズノート、5年日記に決めたそう。とらぉさんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
とらぉさんのプロフィール
- HN:とらぉ@toraxoさん
- 年齢:59歳
- 仕事:自営業
―とらぉさんの自己紹介
こんにちは、とらぉ です。自営業でほぼ夜勤をしています。
30年以上前にシステム手帳を使っていたのですが、その後、電子手帳やスマホにハマり全てをデジタルで処理するようになりました。確かに便利なのですが入力しっぱなしで見返すことがうまくできませんでした。
そんな時に Twitterでトラベラーズノートを楽しそうに使う方を知り興味が湧いてきて去年、買ってしまいました。リフィルを自作して使ううちに色んな種類の手帳があることを知り片っ端から使う1年でした。実質的には今年からの本格的な手帳デビューとなります。
とらぉさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2016年の手帳は何を選びましたか?
現在、5冊を使っています。
・ほぼ日手帳weeks→ジョイフル本田で購入。2,160円
・ハンドメイドカバー→アマゾンで購入。1,836円
・EDiT 1日1ページ→アマゾンで購入。1,944円
・ハンドメイドカバー→アマゾンで購入。2,376円
・トラベラーズノート→アマゾンで購入。3,888円
・A6 自作リフィル
・コクヨ A6Sカバー→アマゾンで購入。1,026円
・5年日記→ジョイフル本田で購入。2,052円
―『ほぼ日手帳weeks』に決めた理由は?
ほぼ日手帳weeksは持ち運びにピッタリのサイズだと思います。スケジュール管理では週間の手帳が必要で、各種使ってみましたがレフト式が使いやすかったです。ただ、紙が薄く自分の好みではないようです。
―『EDiT』に決めた理由は?
EDiTはライフログ用に使ってます。タイムゾーンへの記入、感想の記入では1日1ページが必要で、夜勤のため24時間のタイムゾーンが必要です。また、年間や月間のテーマ、購入品などの記入欄が充実しているのが決め手で、EDiTの紙は適度な厚みがあって書きやすいのです。
―『トラベラーズノート』に決めた理由は?
トラベラーズノートは完全にミーハーな興味で買いました。リフィルを自作してかなり楽しんでいます。
―『A6自作リフィル』に決めた理由は?
A6自作リフィルはリスト管理に使っています。罫線や方眼に箇条書するだけでは味気ないので自作して楽しんでます。
―『5年日記』に決めた理由は?
5年日記は過去を振り返るには最適だと思います。3年では短すぎ10年では長過ぎるような気がしてこれに決めました。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
去年ですが、
トラベラーズノートに自作リフィル。
セリアの B6の368ノート。
UNITED BEES の A6 Weekly バーティカル。
PLAYOFF の A6 Weekly ボックス。
ダイソー マンスリー、ウイークリーを数冊。
どんなタイプが自分に合うか分からなかったので片っ端に使ってみて今年の手帳を決めました。
―手帳選びで失敗したことはありますか?
去年はどんな手帳があるか知るためにいろいろと使ってみました。お金がかかりすぎるのでネットでフォーマットを調べ自作した数も数えきれないくらいです。自分に合わないものもありましたが楽しかったです。
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
過去を見返して未来を想像し今を楽しむためです。デジタルでは入力は簡単で検索もできるのですが、見返す習慣ができなくてもどかしい思いをしました。今でもタスク管理はデジタルですが、その他は手帳に手書きしてます。
―手帳をいつ開きますか?
都度開いています。
- 日次⇒寝る前
- 週次⇒月曜日
- 月次⇒月初
- 年次⇒年初
上記の頻度ごとに前のまとめと後の計画を書いています。特にほぼ日はいつも持ち歩いて毎日何度も開きます。
―どんな風に手帳を使っていますか?
ほぼ日手帳weeksは、スケジュールと思いついたことを書いています。 これにはB6ノートの幅を詰めたものを挟み込み、ネガティブなことや悪口を書き込み闇ノートになってます。
EDiT は、年間や月間のテーマを書き込み、
デイリーのページはライフログを書いています。
トラベラーズノートは、セリアのトラベルノートに読書ノートとスクラップ帳として使っています。
A6自作リフィルはリスト管理に使っています。覚書、心に残る言葉、ねがいごと、やらないこと、その他リストに分けて書いています。
5年日記は、その日の特別なことだけを書くようにしています。全体として見返すことも目的なので見やすいように十分な余白をとるようにしています。、
また、筆記具のボールペンは経年劣化が心配なのでゲルインクに統一しました。ライフログは4色使うので、 Dr.GRIP4+1のホルダーにスタイルフィットの0.38mmリフィルを入れています。その他はSARASA0.4mm黒を使っています。JETSTREAMの3色ホルダーにスタイルフィットのリフィルを入れたものも使います。リフィルを少し詰める必要があるのが面倒ですけど。
―手帳のことで悩みはありますか?
去年の癖で気になるノートを見つけると知らない間に買ってしまうことです。使ってないノートがどんどん増えてしまいます。何に使おうかと考えるのも楽しいものですが。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
「8分目」と「1分」をキーワードに手帳を使います。
Twitterやインスタでは、びっしりとカラフルでイラストを多用した手帳を見ますが、そんなことはできそうにありません。「8分目」も書ければ上出来だと考えています。
ライフログやスケジュールなどは書くことが多少でも毎日あるのですけど、日記は考えても思い浮かばないことが多いです。そんな時はとりあえず「1分」考えてみる。それでも思い浮かばない時は、「明日もいい日になりますように」と書くようにしています。これで全く白紙の日はなくなりました。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
手帳は趣味です。
今は書くことが楽しくてしょうがないです。たぶん、書いてる時はニヤニヤしてるのでしょう。「楽しくなければ趣味ではない」と考えます。
最後に、手帳に書くのも楽しいですが、手帳の事を書くのも楽しいですね。そんな楽しい時間をありがとうございます。
藍玉より
「どんなタイプが自分に合うか分からなかったので片っ端に使ってみて今年の手帳を決めました」とおっしゃるとらぉさん。自分に合う手帳を見つけるためには努力を惜しまない姿に感激しました。
数十年ぶりに手帳を使うとのことなのですが、手帳のラインナップもかなり変わっていて、とらぉさんの好奇心が刺激されたのかなと思ったりしています。新しい手帳を買ったり、自作したりと一つ一つの手帳を味わっていく喜びが伝わってきますね。
面白いと思ったのが『8分目』と『1分』のキーワード。とらぉさんの「8分目も書ければ上出来」「とりあえず1分考えてみる」という考え方は、こうあるべきといった思い込みから解放されます。手帳が続かない人にもおすすめしたいです。
「過去を見返して未来を想像し今を楽しむためです」の言葉がココロに響きました。とらぉさんの回答のあちこちに『見返す』の言葉があるのですが、見返すことによって、未来と現在がより充実していくのですね。
「今は書くことが楽しくてしょうがないです」の言葉を目にして、思わず「手帳の世界へおかえりなさい♪」と言いたくなりました。とらぉさん、ご回答ありがとうございました!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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