手帳の使い方インタビュー第33回目ゆうさんの後編です。後編はD-BROSのクリエイターズダイアリー ミニ、SUN-ADのスケッチダイアリー、トラベラーズノート、ミドリのポケットダイアリー、ほぼ日手帳オリジナル avec、MAU手帳の書き方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
ゆうさんの『手帳の使い方』の続きです
前編の記事はこちらをご覧くださいね。
>>手帳の使い方インタビュー#33 【前編】ゆうさん×クリエイターズダイアリー×スケッチダイアリー×トラベラーズノートなど6冊
―どんな風に手帳を使っていますか?
◆クリエイターズダイアリー ミニの使い方
予定を立てるのに使っています。
●ペンの使い分け
・紺…人との予定、時間の決まってること
・茶…実績、予定してなかったこと
・ボルドー…今週特に取り組みたいこと
・緑…発売日や公開初日などその日に何かするとまだ決まってないけど気にしたいこと
日を跨ぐようなことは、プランナーの方に書いています。こちらも予定は紺、実績は茶でつけてます。終わったのか書き込み忘れなのかわかるように、終わったらシールを貼っています。
●ふせん
毎週各分野の目標を立てて、いつ取り組むか手帳に書き込んでます。時期の決められないものもあるので貼っています。その週が終わったら目標ふせんを見ながらKPTという手法を使ってふりかえりを行い、そこからまた次週の目標を立てます。
●ノート
メモを書くスペースがないのと、やっぱり1日1ページも名残惜しいので補助的にノートも用いてます。手帳と一緒に苦もなく持ち歩きたいので、1日1ページ使って丁度1ヶ月で収まる薄さのものを使っています。普段は手帳のゴム部分に一緒に挟んでます。
中にはTODO+思いつきを書いてます。書き方は日によって色々です。荒いです。TODO(タスク)にはポイントを振っています。
たとえば「帰り道にクリーニングを受け取る1ポイント」とか「課題のレポートを書く5ポイント」とか。同じ1タスクでもかかる時間も難易度も違うので、タスク毎に重み付けをしています。
合計で1日にできそうなポイント以上になると、急がないものを次の日に回したり、可能ならやると優先度を下げます。こまごました自分ひとりでできることはあえてやる時間を決めない方が管理しやすいと感じてます。
日々書いた思いつきは時々見返して必要であれば日付を決めて手帳に書いたり、次のアクションを決めたりします。とりあえず思いついたことは書き出しておいたほうがスッキリするから書いているだけで、書いて終わりなことも多々ありますがそれはそれでよしと思ってます。
予定の立て方&こなし方&ふりかえり方は職場でのやり方から学んだ面が大きいです。
◆スケッチダイアリーの使い方
実際の記録。
出かけたときの写真やライブや映画チケットの半券もこちらに貼ってます。
◆トラベラーズノートの使い方
昨年、一昨年は予定と日記両方トラベラーズノートに書いてたんですが、今年は日記に特化させてます。
今年はスケッチダイアリーがあるから日記はいいかと思ってたんですが、せっかく買ったこともあり4月からまた使うことにしました。写真やシールを貼ったりするのは昨年トラベラーズノートを使っていた時がんばりすぎて少し息切れしてしまったので、今年は1日写真1枚と制限を入れています。
何かあった日も1枚、何もなかった日も1枚……と思ってたんですが出かけて写真をたくさん取った日は拡張して貼付けてます。写真を探しながら毎日今日何があったっけとふりかえるのも面白いです。
◆ポケットダイアリー トリ柄の使い方
せっかく買ったのだから何か用途を…と考えた結果、毎週立てた目標とふりかえりをやったときの付箋を貼りこんでいます。あと月間は家計簿代わりにしています。
◆ほぼ日手帳の使い方
こちらも買ったもののメインを替えてしまったのでと考えた結果、趣味のものづくり・大学の課題制作の予定や作った時の材料・手順などをまとめています。セミナーや大学の授業のまとめもこちらに書いています。手帳というよりノート代わりですが、ある程度それを行った日付と近しいところに書いているので探しやすいです。
◆MAU手帳の使い方
年間予定のところに展覧会情報とかをまとめてます。行きたい展示の期間にマスキングテープを貼って、休館日に?をつけて、行けたらシールを貼っています。これを始めてから行き損ねることが減りました。月間の方には大学の提出物のこととか書いてます。
―手帳のことで悩みはありますか?
色んなこと全部書き込める容量の手帳を使いたいという思いと、どこでも持ち歩ける軽い手帳を使いたいという思いがせめぎ合ってます。
何かの事柄の専用手帳を複数持つと、書きたいと思った時に持ってなかったり、タイミングのがしてるうちに記憶が薄れたりするので結局書かない…みたいなことに陥りがちなので。ライフログ手帳の方はある程度のまとめ書きができるしくみをつくりたいです。
あとはもう少し可愛らしく使いたいと……。持ち歩くモノを減らしたいという思いから紺と茶の2色メインなので、ふりかえりをやるときにでも彩りを加えて見ても楽しいものにしたいと思います(今は書いて楽しいだけなので)。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
無理をせず、固執せず、柔軟に使うこと。
生活や環境は変わっていくものだから、それに合わせて適宜使い方を見直していくといいかなと思います。
今回こんな風に回答させていただきましたが、来年の私はまた違う使い方をしてるかもしれません。何か手帳が今までみたいに使えないなと思ったら、自分の大事なことや気になってることを書き出して『今』の自分を見つめ直すとまたうまい具合に手帳と付き合える気がします。
あと、本やネットなどで気になった使い方はどんどんやってみて、それから自分に合うか合わないか判断してみます。全部は取り入れられないけど一部ならとか、こんな風に改変したら自分とマッチするとか、どんどん試して試行錯誤してるうちに自分にとって心地いい状態になれるんじゃないでしょうか。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
いつでもどんな話でも聞いてくれる友達。
好きなことをもっと楽しく、苦手なことをできるだけ楽しくするための心強い味方。
藍玉より
あまり馴染みの無かったクリエイターズダイアリー。ゆうさんからお話を聴けるのが楽しみでした。クリエイターズダイアリーは上がバーチカル、下がガントチャートという構成。しかもジャバラで長期間を見渡せるといった珍しい手帳です。こんな手帳が欲しかったと思う方がいるのではないでしょうか。私もその一人です♪
ゆうさんはクリエーターズダイアリーを軸にして、スケッチダイアリー、トラベラーズノート、ミドリのポケットダイアリー、ほぼ日手帳オリジナル、MAU手帳使い分けていらっしゃいますね。メインの手帳を替えても、可愛さに負けて買ってしまっても、それぞれの手帳に役割を与えてあげるところに、ゆうさんの手帳愛をひしひしと感じます。
「何か手帳が今までみたいに使えないなと思ったら、自分の大事なことや気になってることを書き出して『今』の自分を見つめ直すとまたうまい具合に手帳と付き合える気がします」とおっしゃるゆうさん。なるほど、手帳によって自分の変化に気づかされることもあるのですね。新たに手帳の奥深さがわかって嬉しいです♪ゆうさん、ご回答ありがとうございました!
ゆうさんがインタビューの感想を記事にしてくださいました。ありがとうございます。ぜひご覧くださいね。
>>藍玉さんの手帳の使い方インタビューに参加させていただきました。(前編)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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