手帳の使い方インタビュー第27回目はアンドウさんです。2015年の手帳は、ほぼ日手帳オリジナルとypad harfに決めたそう。アンドウさんに手帳の使い方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
アンドウさんのプロフィール
- HN:アンドウトモミさん
- 年齢:30代
- 仕事:会社員
- 運営ブログ:深く潜れ。
―アンドウさんの自己紹介
アンドウトモミと申します。
ふだんは、中小企業の一般事務として働いています。仕事の内容は、商品在庫の売り上げからPPC広告の管理まで、幅広い役割をいただいています。
アンドウさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2015年の手帳は何を選びましたか?
「ほぼ日手帳オリジナル」をロフトで買いました。
5月からは仕事用に、「ypad harf」を使っています。こちらは、Amazonで買いました。私は、現物を見てから買い物をする質でして、これはなかなか勇気の要るワンクリックでした。
―『ほぼ日手帳オリジナル』と『ypad harf』に決めた理由は?
ほぼ日については、「白い日があってもいい」と手帳自ら言ってしまう安心感です。
ypadについては、種類も期限もバラバラな仕事たちの進捗を一元管理できるものはないかと、インターネットで情報を探した結果が、「ypad harf」でした。複雑そうな見た目の割に自由度が高くて、日付が印刷されていないので、好きな時に使い始められるところが決め手です。付録ページもカッコ良いので好きです。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
2008年ごろから毎年、「ほぼ日手帳オリジナル」です。その前は、学生手帳かプリクラ帳しか持ったことが無いかもしれません。
仕事用は、試行錯誤の連続でした。私の仕事は、支払請求や在庫管理などといった毎月のものから、キャンペーン準備など季節ごとのものまで、締め切りも多様です。昨年の10月から4月まで、ユナイテッドビーズのタスクマスターを使っていました。その前ですと、ハイタイドのブロックタイプや、EDiTのデイリータイプ、エクセルの家族カレンダーなど……。
と申しますのも昨年の10月、ひょんなことから新卒採用に関わることになり、家族カレンダーでは対応しきれなくなりました。それで、タスクマスターを購入し、半年間経ったころです。
今度は、部署異動と新卒社員への引継が同時にやってきました。タスクマスターでも整理しきれなくなってしまって、現在のypadに至っています。
―手帳選びで失敗したことはありますか?
仕事用になりますが、EDiTのデイリータイプは合いませんでした。ページが一日で完結しているため、個々の仕事の進行度について、順序を整理できませんでした。手帳の使い方が確立されていなかったことも、原因のひとつかもしれません。
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
備忘録とストレス解消です。
仕事においては、優先順位の判断材料と、「自分による自分のための」勤怠記録簿になっています。作業に掛かった時間を書くようになってからは、謎の細切れ時間が減ったように思います。
―手帳をいつ開きますか?
ypadは、仕事中つねに。
ほぼ日は、仕事帰りのカフェが多いです。乗り換えのタイミングで一度下車して…。ある意味、儀式のようになっています。オンとオフを切り替えるための。
―『ほぼ日手帳オリジナル』は、どんな風に使っていますか?
ほぼ日では、起きた時間と三食の内容、退社時刻のほかに、1日の感想を書いています。
ほぼ日手帳オリジナルに書いた三食の内容。
ほぼ日手帳オリジナルに書いた1日の感想。
実を言うと、手帳を使いこなしている実感だったり、自分の使い方が確立したのは、本当に最近のことなんです。
秋頃に心身のバランスを崩してしまって。以降、ものごとや取り組み方に対して、考え方が少しずつ変わってきたというか、変わらざるを得なかったというか。ケガの巧妙というヤツですかね?(笑)書いている内容そのものは、過去も今も大差ないのですが。
―『ypad harf』は、どんな風に使っていますか?
ypadでは、左ページのスケジュール欄に、その日の作業時間を記入、右ページのチャート欄には作業の進行度などをざっくりとメモしています。
ある日のypadのスケジュール欄
ある日のypadのチャート欄
より詳しく書きたいと感じた時には、次ページのノート欄を使用しています。
内側の帯に書かれている解説のとおりなんです。特に、新人に仕事を伝える役目があったので…。自分が仕事のつながりをしっかり解っていないと伝わらないですし。
―手帳のことで悩みはありますか?
年末ですので、2015年の手帳書初めをいつにしようか悩んでいます。
もうひとつは、手帳を増やしてみようかな~と。藍玉さんの記事で拝見した、「ネガティブ思考からのネクストステップ手帳」(←勝手に命名)が気になっています。ストレスを受け流す練習になるかもと思ったので。
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか?
白い日があってもいい、使ってみないとわからない、と割り切ることだと思います。買った当初は不安だったypadも、いまでは手放せません。
「ほぼ日は今の自分へ、ypadは未来の自分へ向けた手帳」というようなことをどこかで読んだのですが、本当にその通りだな、と実感しています。ゴミの日も病院の日も、ちょっと慌てちゃいそうな家庭訪問の日も、書き込むだけで簡単に整理できちゃいます。そう、ypadならね!
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
脳であり、秘書。そして、健康のバロメーターです。疲れている日のページは白い(笑)
藍玉より
『ypad』を何度か手に取ったことがあって、これいいなと思っていました。アンドウさんからインタビュー参加希望のメールが届いたとき、「おぉ~、ypad!!!」と大興奮です。
タスクマスターからypadへ変えた経緯を読んでypadのすごさを感じました。「ゴミの日も病院の日も、ちょっと慌てちゃいそうな家庭訪問の日も、書き込むだけで簡単に整理できちゃいます。そう、ypadならね!」とおっしゃるアンドウさん。仕事だけでなく、プライベートの予定も書くことで、スケジュールの一元管理をされているのですね。作業時間の記録をはじめ、ペンの色分けをしたり、ToDoリストの付箋を貼ったりと細かい工夫も参考になります。
この1冊だけ見れば、スケジュールと作業の管理ができるのは、まさしく秘書がいるのと同じ!うらやましいです。アンドウさんのインタビューを読んで、2015年は手帳の使い方を再考しようと思ったのでした。アンドウさん、ご回答ありがとうございました!
アンドウさんがインタビューの感想を記事にしてくださいました。ありがとうございます。ぜひご覧くださいね。
>>2015年の手帳についてインタビューを受けました
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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・手帳の使い方インタビュー#26 【前編】CHIGUSAさん×CITTA DIARY
コメント
とても参考になりました!2016年の9月20日にypad 7 が出るので サイズをどちらにしようか。。。とても悩みます。
あと、halfのスペルがとてもきになりました。(;;゚;3;゚;;)
たまさんへ
コメントありがとうございます。
参考になったと言っていただけて、回答者のアンドウさんも喜ばれると思います!
ypad 7も出るのですね。私はypadを使ったことがなくてよくわからないのですが、調べてみたらypadの種類が増えていて驚きました。これだけ種類があると悩みますね。ぜひ実物を手に取って、見比べてみてください。たまさんにピッタリの1冊が見つかりますように♪