手帳の使い方インタビュー、第7回目Joeyさんの後編です。後編はダイゴーのアポイントダイアリーとMDノートの中身の書き方や楽しむコツなど活用法を教えていただきました♪
Joeyさんの『手帳の使い方』の続きです
前編の記事はこちらをご覧くださいね。
>>手帳の使い方インタビュー#7 【前編】Joeyさん×アポイントダイアリーとMDノート
―貴方の手帳を使う目的は何ですか?
仕事で使う手帳は、「記録」のためです。
仕事でのメモはできるだけ克明に詳細にとろうとしています。メモの質は、仕事の出来(交渉の場などでの成約率)に確実に影響します。こちらが克明にメモをとっていれば、相手もうっかりしたことが言えず、おのずと慎重なやりとりになります(こちらがペースを握れます)
また後日、「あのとき、あなたはこう言いましたよね」と切り出しても相手は「こいつはきっちりメモをとってたからなあ」と思うので、自分の言った(であろう)ことを否定しにくくなります。また、会議の議事録などを起こす際にも役に立ちます(上司・同僚に喜ばれます)
プラーベートでは、「アイデア」「インスピレーション」を書き留めるためにメモ帳を使っています(いまは仕事で使う手帳と、このメモ帳はわけています。昔は一冊に書いていたのですが、仕事で「検索」する際やメモ帳をコピーする必要がある場合などに困った経験があった(なにせプライベートな思いつきとかが一緒のページに書いてあるので)
―手帳をいつ開きますか?
朝、出勤する前に手帳でその日のスケジュールを確認します。
前の晩に夢に見た内容は極力メモ帳に書き出します。また、会社に行く前、新聞を読んだり、ニュースを聞いていたりして思いついたことはメモ帳に書き留めます。(気になる新聞記事は切り取って日記帳に貼ります)
通勤の社内では本を読んでいますが、読んでいて思いついたことはメモ帳に書きます。電車を降りて、プラットフォームやエスカレータ、道路でも頭に浮かんだことは、立ち止まってメモ帳に書き留めます。
会社につくと、手帳(=仕事用)はほぼ開きっぱなしです。
今日の日付をスタンプし、かかってきた電話の内容は、そのままメモ。社内会議でも個々人の発言を書き留めます。お客様とお会いする際にも、相手のお話を書き留めます。(部下や同僚がメモしている場合でも、必ず自分でも書きます)
ToDoリストは付箋に書いて、完了したものを鉛筆で線を引き、すべて終われば付箋ごと捨てます。(ですから、手帳にはToDoリストは残りません)
会社を離れれば、手帳を開くことは基本ありません。
帰宅までは、朝の通勤と同じ行程。メモ帳が活躍します。夜は日記帳にスタンプを押し、その日思いついたこと、考えたことなどをメモ帳を観ながら、取捨選択して日記帳に書き留めます。そのとき、PCでグーグル検索しながら、思考の内容を深めていくと、思わぬ発見やシンクロニシティが起きたりします。これが楽しいんです。
―どんな風に手帳を使っていますか?
以上のとおり、私は手帳はビジネスに特化して使用しています。心強い秘書であり、記録係であり、応援団です。
メモ帳のほうは、ふと浮かんだ思いつきをどんどんメモしています。成功哲学や自己啓発にも興味があるので、各種のメソッドを試してみて、「いま起きたいいこと」「うまくいったこと」などを書き留めて、夜日記に書き写して、数週間・数か月を通して検証したり、効果測定したりします。
―手帳のことで悩みはありますか?
いろいろ試してMDノートにたどりついたのですが、本当はもっとページの紙が薄いほうがいいのですが… (そのほうが手帳自体が薄くてすみますよね)
大手書店で手帳・メモ帳の棚をみているのですが、だいたい同じような厚さの紙質ですね…
―手帳を使うコツや楽しみ方はありますか??
不安に思うことなどは、手帳・メモ帳に思いつくまま書き出します。すると、漠然と頭の中でモヤモヤと不安に思っていたときよりもスッキリします。
「最大限、ここまでの損害しかないのか」などと思えるので。
あとは冷静に対応策を考えればよいのですから。ほとんどの場合、「最大限」の損害は起きません。これは「偶然」ではなく、冷静に対策を立てて実行しているので、損害が(起きたとしても)最小限で済んでいるのだと思います。
―ズバリ!貴方にとって手帳とは?
書くことがまったく苦にならない、というか書くことでカタルシスを得る体質なので、手帳とペンが私にとっての「書く瞑想」のツールです。
(書いている間は雑念がなくなり、時間を忘れていたりします…)
藍玉より
「メモの質は、仕事の出来(交渉の場などでの成約率)に確実に影響します」とおっしゃるJoeyさん。私もメモを取るクセがあって、メモを取り始めると相手がどんどん話をしてくれるように感じています。きっと相手に「貴方の話を真剣に聴いています」という姿勢が伝わるからですね。メモを取るメリットを活かされているJoeyさんは、仕事のできる方だと感じました。
2014年から仕事用の手帳を持つ私にとって、Joeyさんの手帳術はとても参考になります。Joeyさん、ご回答ありがとうございました!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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