手帳の使い方インタビュー、第5回目はすずめさんです。2014年の手帳は、ほぼ日手帳オリジナルに決めたそう。すずめさんに手帳の使い方をうかがいました。前編と後編に分けてご紹介します。
すずめさんのプロフィール
- HN:ずずめさん
- 年齢:45歳
- 仕事:専業主婦
- 運営ブログ:専業主婦はいと楽し
―すずめさんの自己紹介
広く深い趣味を持つ主婦です。ネットで情報収集をするのと、好奇心が旺盛であちこちでかけるのが好きです。おうちでお茶を飲みながらおしゃべりをしているような感じで、私の興味のあるコトやモノをブログで紹介しています。
子どもが大きくなってきたので、自分の時間や夫婦の時間ができるようになり、楽しく過ごしています。台湾が好きで、旅行に行ってコミュニケーションがとれるように1年ほど前から本格的にオンラインでレッスンを受けています。
専業主婦ではありますが、今年の春から家計簿の企画に関わらせていただきました。現在完成して、書店、文具店、Amazon、楽天ブックスなどで発売しています。
>>「家計簿ってつけていますか?」 新しい家計簿の企画をしました。
すずめさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2014年の手帳は何を選びましたか?
ほぼ日手帳オリジナル2013 4月始まり 2,000円
渋谷LOFTです。
―『ほぼ日手帳オリジナル』に決めた理由は?
学校に通う子どもがいるために手帳は4月始まりにしています。1月始まりの手帳だと学校の行事をまた書き直さないといけないので。
さらに欲張って手帳で幸運を呼び込もうと思ったのです。手帳セラピーに影響されて hands+ダイアリーを使い始めました。これは5色のペンとマーカーを使用していくのですが…ちょっと忙しくなると続かなくなってしまったのです。
◆理由1:色分けがめんどくさくなる
何故かというと事柄で色分けをするのですが、これは仕事?これは日常生活?って悩んでしまうのです。で、悩んで書くのだけれど間違えてしまったら、消すことが出来ないし、書き直すと色が色々になってしまって見にくくなるのです。
◆理由2:予定を転記するのがめんどくさくなる
月間とバーチカルに予定を色分けして書いていくのが何とも面倒。
◆理由3:きれいに書かないといけないと思ってしまう
願いをかなえようなんて、手帳にプレッシャーをかけてしまったからか、きれいに書かないといけないような気がしてしまって、結局上っ面な予定だけしか書かなくなってきてしまった。
◆理由4:バーチカルは苦手
それほど時間に縛られる生活をしているわけではないので、どのように記入しようかと考えてえしまった。
要するに単にめんどくさがりだったわけですが、さらに夏前から生活が少し変わってきて、さらに「頭の中が」忙しくなってきました。
予定はスマホのGoogleカレンダーに入力して、その日から数日間の予定をさらにコピー用紙に書いていくようになりました。俗に言うToDoです。手近にあるA4のコピー用紙に切れ込みを入れて本のようにして、日付を入れて、その日にやること、忘れてはいけないことを書いて、それこそスマホとセットにしていました。
そうすると些細なことでも書き留めておくようになるんです。メモ用紙だからきれいに書く必要が無いし、頭の中で思ったことや見つけた情報などをどんどんと書けるのが快適になってきたんですね。
結局幸運を呼び込む手帳はできませんでした。でも良く考えると、「忘れてしまうこと」で幸運を逃していたのではないか?大事なことの締め切りだったり、これぞと思った情報だったり、その瞬間に思いついたことだったり、そういうことの取りこぼしの方がよほど残念だと思ったのです。
前の手帳では実際に子どもの学校行事や提出物などを忘れがちでした。何かの締め切りも忘れて、申し込みが出来ずにせっかくのチャンスを逃してしまったこともありました。
紙は便利だけどちょっとみっともない…。過去の分をどのようにしようか?と考えた結果、「いっぱい書ける手帳」にすることにしました。
そこで以前使っていた『ほぼ日手帳』にしたのです。具体的には……
1.サイズが良い。
文庫本サイズって手になじむと言う感覚的な理由もありますが、書きこんでいくには小さすぎず、持ち歩くには大きすぎないと思います。
2.飽きっぽい私には気が紛れる
賛否両論あるようですが、月ごとに色が変わるのが気分転換になって好きです。さらに読み物の部分も何度同じ話を読んでも面白くて、手帳を開きたくなります。
3.作りが良い
『ほぼ日手帳』の特長の紙が薄くて裏写りしにくいところ、糸かがりで180度しっかり開くところ。インクの乾きが悪いと思う時がありますが、滲んでしまうよりは良いです。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
特に決まったものが無く、バラエティショップで売っているような可愛い手帳を使っていました。
・1994~2002年 ルイヴィトン
・2003~2005年超整理手帳ベーシック
・2006~2007年クオバディスのマンスリー
⇒子どものマネージャーのような毎日だったので予定が見渡せるのが良かったです
・2008~2010年ほぼ日手帳オリジナル
⇒中国語の検定の勉強をしていたので、毎日その日に覚える単語と例文を書いていました
・2011年超整理手帳ミニ
⇒超整理手帳の蛇腹なりフィルは好きだったけれど、大きい手帳は持ちにくいと思って
・2012年スマホGoogleのカレンダー
・2013年hands+ダイアリー
―手帳選びで失敗したことはありますか?
今回の手帳にするきっかけとなった、13年に行った開運の手帳術は私には合わなかったです。バーチカルが使いこなせないと言うことでしょう。
藍玉より
ほぼ日手帳に戻った理由は、他の手帳を使ってみて色分け・転記・プレッシャーなどの失敗談があったからなのですね。「大事なことの締め切りだったり、これぞと思った情報だったり、その瞬間に思いついたことだったり」ということの大切さを実感されたとき、すずめさんの手帳へ対する意識が変わったのかなと思いました。
すずめさん、ご回答ありがとうございました!インタビューは 【後編】すずめさん×ほぼ日手帳オリジナルへ続きます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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