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星野道夫さんの『旅をする木』をつらかった頃の自分に読ませてあげたい

星野道夫さんの旅をする木

外出するときは必ず本を持ち歩くのですが、「今日はどれにしようか?」と悩みます。旅にでるときはなおさらのこと、その1冊を選ぶのに時間が掛かります。でも台湾旅行ではすぐに決まりました。星野道夫さんの『旅をする木』です。読了後にこの目で、この体で、“小さな自分”を感じるために、旅をするのだと改めて感じました

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旅の本を探していたら『旅をする木』に出会った

台湾旅行の準備をしている間、いろんな人の体験談を読みたくなりました。今までは滅多に旅行記なんて読んだことがなかったんですよ。「どんな風に旅行を満喫しているのだろう?」と参考にするためと、気分をさらに盛り上げるためでした。

数ある旅の本の中から出会ってしまったのが、星野道夫さんの本だったのです。
旅をする木 (文春文庫)

ぱらぱらとページを読んだだけで、大切に抱えるようにしてレジへ走りました。

「なぜ旅をするのですか?」への答え

先日、知人から「藍玉さんはなぜ旅をするのですか?」と聞かれました。私はすかさず、「自分の小ささを思い知りたいからです」と答えました。すかさずバッグから『旅する木』を取り出し、「ぜひ読んでください!」と知人へ向けて熱く語り始めたのです。

もっと遠くへ行き、自分の小ささを実感したいというか、視野を広げたくなったのです。
今、飛び出せ!海の向こうへ

旅をする木を読んで、まさに自分の小ささを感じ始めています。晴れあがったオーロラ、氷河での音の無い時間、カリブーの群れ……。空を見上げながら、遠くにあるアラスカへ思いを馳せている自分がいます。本書は単なる旅行記ではなくて、私にアラスカの自然をありありと見せてくれます。

大自然の中では、こんなに私は小さいんだ。

この目で、この体で、“小さな自分”を感じるために、旅をするのだと改めて感じました。

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つらかった頃の自分へ贈りたい『旅をする木』の言葉

旅行の気分を盛り上げるために買った本ですが、『旅をする木』の言葉は手帳にも書き写しています。

ほぼ日手帳

人生に絶望したとき、苦しくて悲しくて、もう何も考えられなくなりました。小さな希望を探すけれど、真っ暗で何も見えない。進む気力さえも失っていたのだと思います。その頃の自分に読ませてあげたい言葉が、本書の中に詰まっています。

“私たちはここまで速く歩き過ぎてしまい、心を置き去りにして来てしまった。心がこの場所に追いつくまで、私たちはしばらくここで待っているのです”
『旅をする木』41ページ

荷物を担いでいたシェルパの人達が動くのをやめたときの言葉です。
がむしゃらに突っ走ってココロが疲弊したとき、早く元に戻りたいと焦ってしまいます。でも立ち止まっている時間は、何か大切なものを待っている時間なのかもしれません。立ち止まることはわるいことじゃないと教えてくれました。

私が東京であわただしく働いている時、その同じ瞬間、もしかするとアラスカの海でクジラが飛び上がっているかもしれない
『旅をする木』123ページ

星野さんの旅に1週間だけ同行した編集者が言った言葉です。
私は悶々と悩んでいる自分と飛び上がるクジラの姿を対比していました。クジラが伝えたかったこと、それは自然の広がり。「自然はクジラよりも大きい、そのクジラよりも私は小さい。私の抱えている悩みなんて、小さなこと。もっと自分の小ささを思い知ろう!さぁ、外へ飛び出そう!」とあの頃の自分へ伝えたいです。

ココロに響く言葉が詰まっていて、記事には書ききれませんでした。台湾から帰国した今も、1行1行を味わうように読んでいます。残念ながら本書は星野さんの遺作となってしまいましたが、多くの人のココロの中で生きつづけて欲しいと願っています。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。

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コメント

  1. ayan より:

    藍玉さん、こんにちは。
    教えてもらった本、とっても良かったです。
    心に響く言葉がたくさんありました!

    偶然にも梅さんと同じ日に感想をブログに書いていて、
    それもまた嬉しく思いました。藍玉さんのおかげです♪

    ありがとうございました。^^

  2. 藍玉@小林智子 より:

    ayanちゃんへ

    コメントありがとうございます。
    ayanちゃんが「買いました!」と報告してくれた日から、どんな感想になるかのかなとドキドキしていました。きっとayanちゃんなら、旅をする木からたくさんのことを感じてくれるとも思っていました。ココロに響いて嬉しいです。

    梅さんも感想を書いてくれましたね。旅をする木の記事から、共感の繋がりが増えて嬉しいです♪