ピーター・レイノルズの絵本『っぽい』を繰り返し読んでいます。他人の手帳に描いてある絵をみては「私の絵なんて……」と思っていましたが、見事に考えがひっくり返って、ふわっとココロが楽になりました。楽しんで『っぽい絵』を書き続けていきます♪
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ピーター・レイノルズの絵本『っぽい』との出合い
絵本を滅多に買わない私が、この夏に1冊の絵本を買いました。ピーター・レイノルズの絵本『っぽい』です。きっかけはラクガキ師匠タムカイさんの記事を読んだからで、「この本がラクガキの刺激になるかも」と本屋へ走ったわけです。
>>たったひとつの「てん」から、未来が大きく変わることもある。|タムカイズム
タムカイさんの紹介する『てん』を探しに本屋へ行ったのですが、『てん』を立ち読みした後、隣にある『っぽい』を読み始めたらジーンときちゃって、これは何度も読み返す本になると確信したのです。
もちろん『てん』も感動する絵本です。でも、すぐクヨクヨしてしまう私にとって『っぽい』はココロの支えになると思いました。
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ピーター・レイノルズの絵本『っぽい』のあらすじ
『っぽい』は主人公の絵を描くことが大好きなラモンが、兄の心無い一言によって「上手に描かなくちゃ」と自分を追い詰める。でも上手く描けなくて鉛筆を置いてしまいます。そんなラモンを救ったのは妹の言葉です。
ちゃんと かびんっぽい えだよ。
かびんの きもちが するもん
この言葉によってラモンは上手に描かなければという枷から解放され、感じるままに『っぽいえ』を描くようになります。人生の豊かさも味わえるようになりました。
認めてくれる人達を改めて大切にしたいと思った
本屋での直感が当たって、『っぽい』を繰り返し読んでいます。
私もラモンのように「このままじゃダメ」と自分を追い詰めてしまい、自暴自棄になりかけたことがあります。心無い言葉を受け流すことができたらいいけれど、そう簡単にはいかないもの。真正面から受け止めてしまって、苦しくてたまらない。
でもラモンの妹のように、家族や友達のおかげで、何度も立ち直っています。否定されても、自分には認めてくれる人達がいると思うだけで強くなれるのですね。『っぽい』を読んで、認めてくれる人達を改めて大切にしたいと思いました。
いつも支えてもらってばかりだから、今度は私が支えられるようにココロの筋肉を鍛えておきます♪
上手になんて身構えずに『っぽい』絵でもいいんだよ
ハッピーラクガキライフでタムカイさんも「ラクガキは完全に自分のためのもの」と教えてくれました。
>>あーっ、楽しい!描きたいことが描けるようになるハッピーラクガキライフ #happyrakugaki
ラクガキは自分だけのものとわかっているものの、みんなの手帳の絵を見ていると、「あぁ、上手いな。かわいいな」と感じた後、自分の絵と比較してしまいます。ほぼ日に描いた絵を表に出す勇気が出なくて、気合を入れて描かなきゃとペンを持つ手に力が入ってしまうのです。
でも『っぽい』が教えてくれました。上手になんて身構えずに『っぽい』絵でもいいんだよと。
見事に私の考えがひっくり返って、ふわっとココロが楽になりました。
『っぽい』絵でもいいのならと、ほぼ日に描いたゆるゆるな絵を記事に載せられました。
>>ほぼ日手帳を無印良品の筆ペンでカラフルに♪ココロを弾ませる秘訣です
ラモンも言ってますが、っぽい絵ならいくらでも描けます。
先日のクロッキーダイアリーの使用例も、「っぽい絵でいいや~♪」と気楽に描いたものです。
1冊の絵本でここまで変われるとは驚きです。ラモンがずっと私のココロに住みついてくれるといいな♪
※ネットの書店では在庫切れになっているようです。リアル書店や図書館にあるかもしれないので、ぜひ手にとってみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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