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眠れない夜のおともは江國香織さんの『すきまのおともだちたち』

江國香織さんの『すきまのおともだちたち』

たまに眠れない夜があります。そんなときに読むのが、江國香織さんの『すきまのおともだちたち』です。私にとって子守唄のような本で、気づけば夢の中にいます。

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「今日はダメダメ」と思ったら、『すきまのおともだちたち』と一緒に布団の中へ

子どもの頃から眠るのが大好きな私ですが、たまに眠れない夜があります。

悩み事や心配事が頭から離れない日ってありませんか?昼間は元気な振りをしていても、ココロは正直というか、バタンとは眠れない。布団に入り目をつむった瞬間、どんよりとしてしまいます。

そんなときに読んでいるのが、『すきまのおともだちたち』です。

『すきまのおともだちたち』は、すきまに迷い込んだ新聞記者の“私”と、そのすきまで暮らす“おんなのこ”との友情のお話です。江國香織さんの文章が好きで、著書を何冊も読んでいます。この本を手にしたのは、江國さんが書いた本というのもあるのですが、こみねゆらさんの挿絵に魅了されました。

ライトの灯り

「今日はダメダメ」と思ったら、『すきまのおともだちたち』と一緒に布団の中へ入ります。

主人公の“私”に感情移入して、不思議な世界、変わった人・物たちにとまどいながらも、覚悟をきめて向き合っていく。小さくても“おんなのこ”は強い。両親のお墓をつくり、レモネードを売り、針仕事をする。でも、なんだか寂しげでそばにいてあげたくなる。

すきまの世界で淡々と流れる時間は、ココロを穏やかにして、悩み事や心配事から私を引き離してくれます。私にとって子守唄のような本で、気づけば夢の中にいます。

『すきまのおともだちたち』のココロに響く言葉

子守唄のような本と言っても、ココロに響く言葉と出会い、ハッとすることもあります。そのときの環境や抱えている悩みによって、響く言葉も違うから不思議です。なかでも一番好きなのは“お皿”の言葉です。

私たちをほんとうにしばるのは、苦痛や災難や戸棚ではないのよ。幸福な思い出なの。それに気づいたとき、私は飛び出す決心をした。やってみれば簡単なことだった
『すきまのおともだちたち』45ページ

えーっ、そうだったんだ!
自分を縛り付けているのは、嫌な出来事に違いないと思い込んでいました。でも、“お皿”の言葉を読んで、幸福な思い出があるから迷いが生まれ、踏ん切りがつかないのだとわかりました。飛び出したあとに運命が待っていてくれると勇気も与えてくれます。

『すきまのおともだちたち』は、ちょっぴりせつないけれど、やさしい気持ちに包まれる1冊です。先日、なかなか寝付けないと言ってた友達へプレゼントしたら喜んでもらえました。

人は簡単に忘れられるものじゃない。でも、せめて思い悩む時間を減らしたい。私はこの本を開いて、いつでも“おんなのこ”と“お皿”のいる場所へ戻ります♪

最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。

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