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finalventさんの『考える生き方』を読んで空しさが希望へ変わっていった

2013 年 3 月 15 日
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『考える生き方』finalvent著

finalventさんの書かれた『考える生き方 空しさを希望に変えるために』を読みました。ふらりと立ち寄った書店で珍しい装丁の本を見つけた。finalvent著と書いてある……あれ?finalventさんって?

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気ままに記事を書いているのは、finalventさんのおかげ

今年の初め、ブログを書けなくなってしまいました。「毎日は無理でも、1つでも多く記事を書かなきゃ」と自分を急かしていました。ブログを書いても書かなくても、誰かにどうこう言われることはないだろうけど、自分にどうこう言われてしまい苦しくなっていました。

「どうしたら記事を書けるのだろう?」とネットでヒントを探していたら、finalventさんの記事に巡りあったのです。

1.無名の人が時代の記録をしているんだと思うこと
2.他のブログの影響から独立していること
3.自分なりのブログの理念を持つこと
blogを続ける些細な3つのコツ

あぁ、力んでいたんだな、私。周りがそうだから、自分もしなくてはという考えにのみこまれていたんですね。好きなことを自由に書いていこう、そう素直に思えました。今、気ままに記事を書いているのは、finalventさんのおかげでもあるのです。

finalventさんのプロフィール

finalventさんの最近の記事を読んでみると、「ブログサバト」「お休み」のタイトルが並んでて、どんな方なのかなと思っていたのですが、本の著書プロフィールでアルファブロガーであることを知りました。

他人の人生を知る機会は貴重

本書では、社会に出る、家族をもつ、沖縄に住む、病気になる、勉強する、年を取るの6つの局面で、finalventさんが考えたことが書いてあります。その考えを読んで、共感したり、へえー!と驚いたり、改めて人生について考えさせられる本でした。

『考える生き方』裏表紙

他人の「自分語り」を読むのが大好きです。
自分語りを聞くきっかけは私の父でした。よく子ども時代の思い出話をする人で、戦後の貧しい生活を通し生きる底力を教えてくれました。父が語り出すと「またか」と思うときもあったのですが、確実に私の人生の幅を広げてくれています。

いざ人生の局面に立ったときに迷いが出てしまい、「父だったらどうするだろう?」と聞きたくなります。でも、父は仕事の大変さや老いへの不安を語る前に、この世を去ってしまいました。父を失ってからは、他人の人生を知る機会はごく少なく、とても貴重なものだと気づきました。何を考え、何を選択していくのかがわかると、自分の選択肢も増えるからです。

なんとかなって、日々、それなりに生きている実感みたいなものを考えて見つけていけたら、それでいいんじゃないか。そうした思いを書いてみたい。
『考える生き方』6ページ

“折り合って生きていくことの大切さ”はわかっていても、具体的にどう折り合っていくのかに焦点をあてた本は『考える生き方』が初めて。私よりも十年ほど先を生きているfinalventさんのお話は、父の代わりとも思えて、人生の指針のひとつになっています。

空しさが希望へ変っていく

考える生き方 空しさを希望に変えるために

自分はからっぽな人間で、からっぽな人生だったと納得した。
『考える生き方』3ページ

自分をからっぽな人間だと思ってしまう、人生は空しいと思うことが私にもあります。

以前、友達に「藍玉さんは自分に厳し過ぎますよ」と言われて、「そんなことないよ~」と言いながら、もしかしたらそうかもしれないと考え込んでしまったことがあります。当時の私は母親、妻、嫁、実家では子ども、仕事では会社員、子どもの学校では役員という様々な役割があって、すべてをこなすにはこうしなければという目標を自分に課していました。

自分に期待して、もっと自分はできるはずと自分を追い込んでいく。その結果、できないときに惨めさを感じる。自分自身を責めてしまう。

自分はダメダメだし、いくら頑張ってみても報われない。こんな人生は空しいと思ってしまいました。

やっと頑張り過ぎるのは自分をだめにすることに気づいて、人生の仕切りなおしをしています。でも、がむしゃらに走ってきた道を一旦降りてしまうと、今度はどう進んでいいのかわからないんですよ。希望や目標はどこに消えてしまった?今がそんなときです。

人生の円熟に向かう思索は、50歳を過ぎ、また55歳を過ぎてみて、実感としてようやくわかってくる。
『考える生き方』307ページ

この言葉が突き刺さりました。40代の今だからこそわかることがあるのだなと。さらにこれから先でしか味わえないこともたくさん待っている。そう思うと、“生きる楽しみ”が生まれました。

振り返ってみると、高い理想像を掲げ背伸びしてきました。希望や目標に固執して、慌てていろんなことをつぎ足してきたのだと感じます。40年ちょっと生きてきたのだから、希望や目標は淡い程度にして、ゆるやかに丁寧に生きてもいいんじゃない、そう思えます。

ホント若い頃に描いていたのとは、まったく違う人生を送っています。予想以上に良かったこともあれば、考えもしなかった最悪な出来事も起こりました。人生は思い通りにはならないと嘆きそうな私に、finalventさんは「人生はそんなものだよ」と語ってくれます。

ココロが動く箇所を日記帳に書き写していたら、書き過ぎて指が痛くなりました。すべてをお伝えできないのは残念ですが、それほど『考える生き方』はとてもあたたかくココロに触れる本でした。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。

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2 Comments »

  • hiro64151 said:

    いい本ですよね。僕も大好きです。

  • 藍玉@小林智子 (author) said:

    hiro64151さんへ

    コメントありがとうございます。
    hiro64151さんも『考える生き方』を読まれたのですね。ホントいい本ですね。
    今回は共感した部分を抜き出して記事にしましたが、これからは初めて知ったリベラル・アーツを読み込んで、豊かな人生へ近づくことができたらと思っています。

    共感や励み、新発見などがたくさん詰まっているこの本に、いま出合えてよかったです。

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